ミックスボイスでしか歌えなくなる方法

実践派ボイストレーニング散文録

発声法分析:大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)



Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)の大森元貴さん。
アップテンポな曲が多くて歌声も明るい印象だけど、
しっかりと「底で支えている何か」を感じ取れるはずです。
歌唱音域はかなり高めですが、声の響きはそんなに上擦っている印象はありません。

自分の“弱さから”

ここは「前上+後下」に「後上」を付け足している。
声の響きとしては黒人さんっぽいヘッドボイスになってます。
後下をキープしたまま後上がピンポントで引けない人は「後」でも似たような感じになると思います。
ここを「上+下」で出そうとすると途端に素人臭くなるので注意です。

賑わしい にぎわっしぇえーい!

ここもわかりやすい。こういう歌い方が多いようです。
後下メインだけど、高音で「後上」が強く入ってくるタイプ。

基本的には冷静で周囲をよく見ている。
空気を読んでところどころで「はしゃいで見せてる」って感じ。
だからテンションは必要以上に上がらない、と。

声のイメージだけで真似しようとしたら「上方頼み」の喉声や奇声に陥る危険性があります。
売れてる歌手にそんな人はあまりいません。そういうのはカラオケ屋さんの廊下で聴こえてくる歌い方です。

音高を届かせるための「伸展量」ではなく、響きを形作っていく「伸展過程」を気にしてみましょう。
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不与取

https://iknowwhatyoudownload.com/en/peer/

IPアドレスからトレント(ファイル共有ソフト)でダウンロードした物を調べられるサイトです。
IPさえわかればその人の趣味や性癖、違法行為までが明るみになってしまうみたいです。

このブログを読んでるってことはインターネットを使ってるってことなんで、
もう遅いかもしれないけど、一応注意喚起しておきます。

IPアドレスと本名と住所。

どこかのサイトやどこかの企業。
チャットソフトやオンラインゲームの相手。
IP表示が強制されるネット掲示板の閲覧者。
どこかの誰かに「個人情報」を紐付けされているかもしれない。
固定IPの人は言い逃れできないから、これは普通に詰んでますよね。

あなた「NOパン卓上スクールカレンダー」ってファイルを違法にダウンロードしましたね?

脅迫が目的じゃなくても、世の中には正義感の強い人っていますから、

自分の知らないうちに警察や著作権者に通報されまくってたり、
誰々さんがダウンロードしたファイル一覧、みたいにネット上に公開されてたり。
発覚したタイミングによっては、人生狂っちゃう人だっているかも……。

安物買いの銭失い、じゃなくて、天網恢恢疎にして漏らさず。
タダで落とせるのが“当たり前”みたいに思ってる人いるかもですけど、それは普通に泥棒ですから。
IPアドレスってその名の通り住所なので、トレントでやり取りしてる時点で証拠はすべて揃ってます。

相応の代償を払わずに、何かを手に入れることを「盗み」と呼びます。
例え誰にも見つからなくても、結局のところ自業が自得しちゃうので、

もしかしたら、朝早くに警察が訪ねてくるかも……。

みたいな潜在的リスクを抱え続けて、チャイムが鳴るたびに「ドキーッ!」としてしまう。
パトカーが怖い。サイレンが怖い。警備員まで怖い。刑事ドラマは怖くて見れない。
そんな状態で職務質問とかされたら寿命が縮んじゃう。

あと、会社にバレたらとか、学校にバレたらとか、
家族にバレたらとか、ご近所にバラまかれたらとか、
逮捕まで飛躍しなくても、そういうリスクもありますよね?

犯罪者なら犯罪者らしく、開き直って堂々としてればいいんですが、
これ系の犯罪って気の弱い人がやりそうなので、それはそれで生き地獄かもしれません。

死んでからもたぶん、地獄なんですけど。
……結構ヤバめの。

お金を出してまでは欲しくないのなら、それは要らないものなんです。
そんなもののために地獄に落ちるのは割に合いませんよ、ってことです。
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兜の緒、ゆるすぎない?

合ってる、できてる

って言われたとき「やった!」って喜ぶ気持ちはわかるけど……。
たぶん、そんな時にこそ大事な何かが緩んじゃうから。

勝って兜の緒を締めよ

こんな感じのことわざが頭に過ぎらない人は、
緩んじゃったまま「お久しぶりです」まで間違ったことを続けちゃう。

運良く
たまたま
レッスン中だったから

できてるって状態になってただけかもしれないのに、
それを自分で選び取った自覚もないのに「経験値が入る状態」が続いてるって思い込んじゃう。

次の日も、3日後も、1週間後も「できてる」って状態なら、
それはもう「本当にできてる」とか「できた」って呼べるかも。

時間とお金を節約したいなら、どうしてコレを確かめようとしないの?

できなくなったときだけ、焦ったりムキになったりして音源を連続で上げてくる。
でもそんな精神状態では何も解決しないし「不毛なやりとり」って思ってるのはあなただけじゃない。

合ってる、って言われたまま何ヶ月も確かめない。
その期間ずっと「合ってる」かなんて自分でわからないでしょ?

音源アドバイスはレッスン後一ヶ月以内に限る(三回まで)

みたいなルールを設けてるわけじゃないのに、自分の不作為で独学難易度を上げまくってる。
暇な時間にしか対応しないから「遠慮すんな」って言ってるのに。

逆にサポート期限を決めた方がいいのかな、ってちょっと思ってます。



あとこれは、精神的な問題もあります。
歌ヘタさんにありがちな「無駄な努力を認めたくない精神」です。

確かめないで自主練続けてるうちに「間違ってる」って判明するのが怖くなる。
いつから間違ってたのかもわかんない。そんなの想定してないから。

微妙に違うけど、シュレーディンガーの猫状態。
死亡を確かめないなら「まだ生きてる」ってやつ。

でもまあ、こういう心理状態のときは……ダメでしょやっぱり。

勇気を出して確かめてみましょう。

できてる人には「できてる」って言いますから。

三ヶ月とか半年周期で「お久しぶりです」ができるのは、ある程度まで発声感覚が育ってからです。
初心者のうちは指導者と連絡を密にしとかないと、いつまで経っても初心者の段階を超えられないと思います。

その段階のまま何度もレッスンを受けてくれる人は「いいカモ」なんですけどね。
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音色と方向

志村けん、歌のお兄さん、男性オペラ歌手、ミッキーマウス、スーパーマリオ、目玉おやじ、もののけ姫……。

これらの声種をミックスボイス習得のコツとかきっかけとか、
声のバランスを整えるために必要、などと言ってサイトや動画で紹介している人がいます。

しかし、全部出せてりゃそれでオッケーって話じゃないので、
これらの声種や音色「だけ」を注目してると罠にはまります。

喉声や上方向(前上や後上)だけを使っても、すべて似たような声を出せるからです。
フースラー系を何年続けても基本のアンザッツさえ覚束ない人はここらへんが原因です。
本人は出せてる(合ってる)って思い込んでるだろうから、死ぬまでわからないかもしれませんけど。

草野マサムネさんは「草野マサムネの音色」を維持したまま、
色々な方向に声帯を引っ張り、自由自在に響きの飛ぶ方向を変えてきます。

この「逆」があり得るのです。
どこかの誰かさんは「七色の声種」を似たような場所ばかりで出しているかも、ってことです。
動かしていない部分がまだたくさんあるので、声のバランスなんて一生整わない。

だから、
妖怪やお笑いみたいな、極端な声色ならまだしも、
普通の人間に聴こえる声で、ポップスやロックを普通に歌えない、ってことですね。

大泉逸郎/孫



声色だけで判断している人が声真似しようとすると、喉を思い切り上げたり締めたりしがち。
実際の喉仏は高くも低くもない。最高音のhiE(E5)では、ぐいっと「下」に動いてます。
声の響きから各発声筋群の動作を推測できないと、どんな音源であっても正確に再現するのは難しいです。

響きの方向を知覚する

声帯の伸展を聴き取る

独学者にとっては上達の鍵。
指導者にとっては飯の種。

わからない人にとっては、別世界や異次元の感覚です。

その習得難易度はまさに「個人差アリ」。
司法試験より難しいかもしれないし、最初から備わっているかもしれない。

私の理論がオカルトにしか思えない人も、
そういう概念があることだけは覚えておいた方が良いと思います。

そもそもが、声の響きの方向がわからない(気にしてない)と、
私のブログを「本当の意味では」参考になんてできないし、他のメソッドでもいまいち上手くいかないはずですから。
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歌唱法解説:イキリ黒人唱法(ゴスペルもどき)

悲しみや絶望を乗り越えて、
人生は希望で満ち溢れています、
さあ、あなたも! みたいな、

私そういう歌い方、大嫌いなんです。
聴いてると虫唾が走るんです。

が、

好きと嫌いだけでは声のバランスが偏ってしまうので、
発声の恥はかき捨てということにして、イキリ黒人に寄せてみました。

なんか黒人が歌ってそうな日本の曲



珍しく立ち上がって、胸を大きく広げて、
薄く笑みを浮かべて、ほんの少しだけ上を向いて、

「ああ、こんな感じかも」

でもこの発声のままhiC以上は厳しいかな、とか思ってたらhiDを連発してました。
久しぶりに動かしていない「筋繊維」を見つけた。たぶんそういうことなんだと思います。



Hey, What's Up Bro?

ハイノートを太く出したい?

It’s a breeze! そんなのラクショーだよ!

誰かの真似じゃなくてさ、Broにしか出せない最高の声でさ!

ソウルフルに歌えばいいんだよ!



元々そういう歌い方してる人は「そういう教え方」になります。
本場仕込みとかハリウッド式とか、それ系の宣伝文句にうんざりしている人も多いのではないでしょうか。

サンプル音源程度で良ければ、きちんと段階を踏めば日本人でも習得できます。

がしかし、しょせんは似非です。
日本人が歌ってるのはあくまで偽物、ゴスペルもどき。
文化とか魂が違うので、この点を絶対に忘れてはいけません。

男も女もプロもアマも「変な鼻声」を口の中でくぐもらせてるだけ。
声の響きも雰囲気も黒人さんとは全然違うのに、彼らみたいなドヤ顔決めちゃうと……。

演歌を歌ってる黒人さんって、なんとなく照れ臭そうじゃないですか?
日本人ならその謙虚さを見習うべきだと思います。

楽しそうに歌うのは構いません。ドヤ感をなるべく抑えて欲しいのです。
それが肝心の「イキリ黒人要素」に繋がっていたりもします。

坂本九/上を向いて歩こう(脱力)



こんな感じに歌えるようになるまでは「下向いてた方が良いですよ」って意味です。
というか一人【ぽっち】なんですね。一人ぽっち、なんて普通言わないので歌いにくいです。

ぼ と ぽ。

濁点と半濁点の違いだけでも、その後のフレーズまで大きく歌い方が変わってきたりします。
低くも高くもない音域の曲を、日本人の発声で歌ってるだけでも色々な発見があるのです。



Hey bro!

日本語の曲を歌ってくれよ!

演歌は日本のソウルなんだろ?



意識が高いばかりで腹が据わってない。
自分が何者なのか知らないから「魂」が入らない。

ソウルやゴスペルの成り立ちを知っていれば、演歌の一曲くらい覚えてみようか、
って気にはならないですかね?
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