archive: 2017年08月  1/1

ミックスボイスは地声? 裏声?

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地声感覚と裏声感覚人によって体型、骨格は異なります。地声の高さも違えば、共鳴腔の広さも違います。地声の延長に思えたり、すべて裏声に感じたり……。ミックスボイスを出している感覚は個人によって違うのが当たり前です。関連記事:「発声と体格」...

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オペラっぽく歌ってみよう

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オペラは17世紀初頭、イタリアのフィレンツェで誕生したそうです。技術を体系化した歌唱法としては世界最古のものかもしれません。呼吸法や意識する筋肉等は、地域や系統によって様々だと思いますが。共通点があるとしたら、たぶん「喉を開く」でしょうか。響き渡る声で力強く歌うためには、しっかり喉が開けていることが絶対条件です。つまり「正しい発声」の習熟度を測るには適した歌唱法なのです。...

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ロングトーンの練習法

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ロングトーンの練習なんてしなくていいロングトーン、音を長く伸ばすことです。ペットボトルで肺活量を鍛える前に、息漏れのない発声を習熟させることが先決です。喉を開く。声門を閉じる。適量の息を吐く。そうすればベルヌーイの定理が作用します。...

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歌うときの口の開き方:縦か横か

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発声時の口の開き方滑舌や母音の純化を気にするなら「縦に開く」ハイトーンを楽に出したければ「横に開く」←喉締めの危険性あり一般的に言われているのはこんな感じでしょうか。私は基本的に「縦派」ですが、腹話術とまでは行きませんが口は最低限にしか開きません。大口を開けて歌うと声の響きが拡散してしまうし、パヴァロッティが「口を動かしてはならぬ」と言っていたからです。前に書いた通り、名トレーナーが名歌手である必...

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話すように歌う?

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SLS:話すように歌うSLS(Speech Level Singing)。アメリカのボイストレーナー、セス・リッグス氏考案の発声メソッドです。知名度の高いメソッドなので、ボイトレサイトやYoutubeなんかで見聞きする機会は多いと思います。日本のSLS系だと桜田ヒロキさんが有名だと思います。...

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声帯を引く方向(喉を開く方向)

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地声、裏声、ミックスボイス。ガキ声、オッサン声、志村声。すべて声帯を引く方向が違います。人によっては「喉仏を引っ張る」の方がしっくりくるかもしれません。専門用語で書き直すと、内喉頭筋と外喉頭筋の連携動作で「音程」や「音色」が決まります。...

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発声と体格

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体格による発声への影響一般的に言われているのは身長が高い人ほど声が低くて、身長が低い人ほど声が高い、です。男性よりも女性は声が高く。大人よりも子供は声が高い。単純に声帯の大きさ(長さ)が違うからです。身長と地声の基本周波数の高さは反比例する。これをファントの法則と呼ぶらしいです。日本人の声が外国人より高めなのもこれが理由だと思います。...

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レガート唱法:なめらかに歌う

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レガートとはスタッカートなら音楽の授業で習った人も多いのではないでしょうか。レガートはその反対、フレーズを区切らずに滑らかに繋げる歌唱法です。音程が上下しても呼気や響きを途切れさせず、伸展させた声帯でフレーズの波に乗るような歌い方をします。関連記事:「発声習熟度チェック:レガート」...

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歌唱時の呼吸:ブレスについて

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【ブレス位置がわからない】この曲、どこで息継ぎしてるんだ?無呼吸で延々と歌えるのは「ボーカロイド」か「アンドロイド」です。息継ぎせずに人間は歌えません。どんな簡単な曲でも息が続かなければ早々に破綻します。CD音源だとパンチ録音していたり、ブレス自体を編集していたりするのでよくあるギャップともいえます。...

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耳を鍛える方法?

聴力は維持・温存するもの聴覚、聴力は加齢とともに劣化していきます。成人あたりをピークとして耳は徐々に悪くなります。音は空気の振動です。その振動を認識する「有毛細胞」が磨耗してしまうからです。また病気等で一度落ちた聴力を元に戻すということも、かなり難しいと言われています。関連記事:「発声における「耳が良い」とは」関連記事:「耳と喉の成長」...

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