聞く耳持ってる?

歌が上手い人は「耳が良い人」が多いです。
歌が微妙でも耳の良い人はいるかもしれませんが、
いつまで経っても歌唱力にフィードバックできない場合はそもそもの「耳が良い」という意味を勘違いしているかもしれません。

聞く耳……聴く耳というより、利く耳でしょうか。

聴力ではなく聴き分ける力。発声の粗や歌唱技術を見抜く力。
理想とする歌声を表現するための発声法や練習法を選別する力……。

自分の耳に自信はありますか?

以下の音源には「悪い共通点」があります。
伴奏やエコーに誤魔化されることなく看破してください。

宮内タカユキ/仮面ライダーBLACK RX



Whitesnake/Is This Love



George Benson/This Masquerade



耳が育っていない人にはプロ歌手や外国人が歌っているように聴こえるらしいです。
あなたにはどう聴こえましたか? 共通する欠点をしっかりと見抜けましたか?

ヒント:私が上げている他の音源にはまず見られない致命的な欠陥です。

関連記事:「発声における「耳が良い」とは















模範解答としては「中低音域で呼気が抜けている音がある」です。
ミックスボイスもどきやボソボソとした喉声を出してしまっているということです。
今ではちょっと考えられませんし、忠実に再現するのは逆に難しいです。

実はこの三つ、ミックスボイス定着前の音源だったりします。
私にとっては「お化粧しないと外に出られない時期」の歌声なのです。
欠陥を見抜けなかった人は、当時の私と似たような状態のままドヤ顔で歌っている危険性があります。

喉声混じりのヘロヘロミックスで中低音域を適当に歌っている。

なんか微妙だな、下手くそに聴こえるな……。
とは折りにつけ思っていましたが、そのまま何年も歌っていました。

リアルでもネットでも周囲の反応が良かったからです。
指向性マイクには近接効果があり、エフェクトがかかっていれば喉声と歌声の判別は困難です。
本当に耳の良い誰かが指摘してくれなければ、自分自身で気づくしかありません。

関連記事:「耳と喉の成長
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根拠のない自信も良し悪しです。
歌が上達しないなら、自分の耳を疑いましょう。

George Benson/This Masquerade(after)

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