喉のダメージスパイラル

朝晩はめっきり冷え込み、乾燥が気になる季節になりました。
空気中の湿度が足りなければ、肌も喉も当たり前に乾燥します。
常時鼻呼吸でも喉は渇きます。口呼吸よりはマシってだけです。

喉の乾燥は万病の元とも言われます。
歌唱に関しての悪影響は説明するまでもありません。

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加湿器やはちみつ等で対処したところで、それは一時的なものです。
冷気、乾燥、細菌、ウィルス……お外は危険でいっぱいです。

【喉を守るためにマスクをする】


マスクをすると口呼吸になってしまう人が多いようです。
口呼吸では免疫力が低下しますし、ウィルスは普通のマスクでは防げません。

【炎症中にささやき声で話す】


喉が痛い人にありがちな罠です。
原因が乾燥ならば、ささやき声(息漏れ発声)は余計に喉を痛めます。
なるべく声を出さないか筆談……それが無理なら喉を開いてしっかりと発声しましょう。

この二つはセットになっている場合が多いので要注意です。
個人的にはマスクではなくてネックウォーマーがオススメです。
乾燥や冷気があまりに酷いときは忍者のように鼻まで隠しましょう。

年末にかけてカラオケに行く機会も増えると思います。
コンディションを整えて、アルコールはほどほどに。
張り上げも少し控えて、喉の違和感を見逃さずに。
退くべきところで退くのが、ボーカリストの真髄です。
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