プロの実力を割り引こう

生声やチープな環境でプロのCD音源を再現しようとしないでください。
プロ以上に歌えないとほぼ無理ですし、高確率で過緊張や無駄な力みに繋がります。
初学者は下記の語句をざっと調べてみてください。
パンチイン録音、ダブリング、リバーブ、コンプレッサー、イコライザー、ピッチ補正。
多くのCD音源やライブ音源にはここら辺の録音技術が当たり前に使われています。
それを知らずに背伸びするのはあまりに無謀です。スッピンの一般人がメイクばっちりのスーパーモデルに挑むようなものです。

私が思うCD音源は……。
才能のあるボーカリストが歌った奇跡の一曲、あるいは奇跡のワンフレーズを繋ぎ合せたもの。
そのボーカルトラックをプロのエンジニアが編集加工したものです。

確かにライブでCD音源を再現できる歌手もいます。
ですがリアルタイムで導入できるエフェクトなんて数多くあるし、オートチューンだってライブで使えます。気になる人は「X Factor Autotune Auditions」で検索してみてください。
プロはベストを尽くします。素人に「すげー!」って思わせてナンボですから、そのための手段は選びません。

・煽りやMC少なめ
・音程が完璧過ぎる
・フェイクをしない
・観客に歌わせない
・序盤と終盤で声が変わらない
・わざとらしいオーバーアクション

ライブで何かやってる歌手にありがちな特徴です。
「CD以上」「安定感抜群」「声量がすごい」。
「被せか」「がっかりだ」「声出すぎだと思った」。
どちらの観客が正しいかは分かりませんが、どちらにしろプロのCD音源やライブパフォーマンスは素人には再現不可能だと思った方がいいです。

オマケのボーカルトラックも加工済みなので当てになりません。
参考にするならプロの一番調子が悪く聴こえるライブ音源にしましょう。
そこからさらに割り引いた歌唱力を当面の目標にしておけば過度の緊張や力みを抑えることができると思います。
もちろんプロ中のプロみたいな人もいて、素人には想像もできないような超人もいます。
そんな超人を本気で目指すというのなら私は止めません。がんばってください。
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