女声やってみました

女声とは


女声……女性の声です。
ここでは男性が女性みたいな声を出すことを意味します。

解説動画等をザッピングした私の所見です。

女声を出している人の特徴

・マイクが近い
・鼻腔共鳴過多
・喉を締めている

他にも色々ありますが、この3つだけで断言できます。
私が「独学者に推奨している発声意識」とは相性の悪い歌い方です。

女声を現在出せている、または女声を習得したい人はこのブログを参考にしない方がいいかもです。
喉のフォーム、筋肉、神経までを器用に切り替えられる人なら問題はないでしょうけれど。

喉を開けたまま女声……。
探り探りですが、一応やってみました。

【地声アプローチ?】


ミックスボイスが出せている人なら高めの声でしゃべるだけで声の低い女性――お姉さま(?)系の声が出せるっぽいです。
声帯を薄くしたり呼気を弱めたり口先で発声したりして、鎖骨以下を共鳴させないように注意しましょう。
中低音のチェスト成分を抜くことと、女性らしい抑揚をつけることが大切だと思います。

お姉さま?



うーん……。お姉さま系というよりオネエ系ですかね。
地声がベースなので個人差があるってことでしょう。

お兄さま



交互に聞くと、女性っぽく聴こえるようになりました?
私は全然です。どちらも私の声に聴こえます。
まあ、私以外私じゃないですからね……。

中森明菜/DESIRE



疲れ果てた私が適当に歌っているようにしか聴こえません。
少し中性的かな、とは思いますが、他の人には違うように聴こえていたりするのでしょうか。

【裏声アプローチ?】


アニメ声? 可愛い系?
裏声を鼻にかけてフニャフニャ歌う感じです。

放課後ティータイム/わたしの恋はホッチキス



エイリアンの口から出たエイリアンの口から出たエイリアンの口で歌っているイメージです。
声門閉鎖を緩めて、呼気を減らして、声を浅くして、舌で共鳴腔を狭めて……って感じです。
そんな工夫の結果が「おっさんの裏声」なのですが……。

関連記事:「言うほどおっさんの裏声か?

一応解説を続けますね。
上方の響きが肝だと思うので、ハイラリンクスが基本ではないでしょうか。
喉仏を「前上」と「後」に引きます。まずハイラリありきです。ハイラリを後ろに引っ張る感じです。
「後下」に引いた方が統一感や安定感が増しますが、共鳴腔が広くなるので響きがより男っぽくなってしまいます。

きゃりーぱみゅぱみゅ/PONPONPON(前上⇔後)



きゃりーぱみゅぱみゅ/PONPONPON(前上⇔後下)



喉を開いて女声を出すのなら、こんな感じでやれば少しはマシになるかもです。
でもまあ、素直に喉を締めた方が簡単だと思います。
そもそも男性的な響きを完全に殺すには「喉締め」が必須のような気がします。

女声の習得期間


違和感のない女声を出したいのなら、年単位の練習が必要らしいです。
男性が女性(?)の声を出すわけですから、当たり前といえば当たり前ですよね。

個人的に裏声アプローチに関しては、二週間くらいでもヤバイと思います。
これ以上「極端な声」もそうそうないので、喉のバランスが崩れる危険性が高いです。

喉が締まっていないからといって、どんな発声をしても良いってわけではないです。
現に録音した日はチェストボイスが妙に引っかかるというか、響きに違和感も出ていました。
ダメ出しばかりされたので、チェスト筋群が萎縮したのかもしれません。
声のバランスというのは結構ナーバスなんです。

戻って欲しい方向に戻らない。
変わって欲しい方向には変わらない。
残念な方向にだけは最適解で進んでいく。

関連記事:「残念な発声

女性の共鳴腔は狭く、呼気も弱ければ声量も小さいです。
対するアクビ喉の共鳴腔は一般男性平均よりも広く深いはずです。
そのギャップを埋めるべく努力しても、リターンより弊害が大きいって感じです。
私の感覚だと女声はハイトーンシャウトやデスボイスに近いです。
極めるつもりなら女声と心中する覚悟が必要かもしれません。


女声上達の軌跡


3日後:「女声:地声アプローチ
~~~:「声パス
1年後:「女声補足(ミックスボイスアプローチ)
関連記事