力加減

マッチョは力任せで大雑把
筋肉がつくと動きが遅くなる
見せ掛けの筋肉には意味がない

これらはよくある誤解です。妄言です。
実際には筋肉が肥大しているほど、筋力と神経系は発達しています。
動きの強弱は自在となり、繊細なコントロールが可能となります。

野球、サッカー、陸上競技、ダンス、重量挙げ等々。
その人の筋肉と神経が何に特化しているか、の違いです。

日常生活だと、力任せで大雑把なのはむしろ筋力の弱い人だと思います。
筋肉と神経系が発達していないと力の加減が上手くできないからです。
背筋力80kgの人は力いっぱい引っ張っても80kgです。全身くまなく弱いはずなので、色んな動作が余裕のないものになってしまいます。
背筋力200kgの人は半分以下の力で80kgです。力加減は自在なので、やろうと思えば「淑女のように」も振舞えるということです。

これは発声に関しても同じです。
ピッチ、リズム、ダイナミックレンジ、ハイトーン、ビブラート、フェイク、シャウト等々。
声は喉から出ます。すべては喉の筋肉が主導します。
喉の筋肉が発達しているほど、力加減は自在で幅広いジャンルに対応できるのです。

喉締めや無駄な力みは筋力不足が原因ともいえます。
脱力をしっかりと身に付けるためには「思い切り力を入れた経験」が必要です。
力を入れれば筋肉がつきます。その筋肉は使わなければ衰えます。
筋肉に無駄なものなどありません。だからこそ「無駄な筋肉」が必要なのです。
関連記事

 Comments

Leave a comment