歌唱法解説:ヒーカップ唱法

ヒーカップとは


しゃっくりするように語尾をしゃくりあげる歌い方。
語尾が「ヒュルンッ!」ってひっくり返る例のアレです。

ロカビリーが起源らしいのですが、様々なジャンルで使われています。
ヒーカップの使い手は女性アイドル(声優)やビジュアル系の歌手に多い印象です。

L'Arc-en-Ciel/虹



B'z /ultra soul



桜高軽音部/Don't say "lazy"



内田真礼/創傷イノセンス



ヒーカップ唱法の原理


語尾をひっくり返す。瞬時に裏声(裏寄り)に切り替える。
声帯の伸展を解放する瞬間に「クイッ」と他方向(逆方向)に引っ張るだけです。
発声が整っている人であれば聴いたままを再現できるはずですが……。
語尾処理の粉飾テクニックともいえるので、これができたからって歌唱レベルが高いというわけではないです。

ナルシスティックな印象を与えがちなので多用するとクドいですが、
個人的には原曲通りの位置で「ヒュルンッ!」と決めてくれないと少し物足りないです。

発声が整っている≒総合力が高い

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実際のところ「発声が整っている人」なんてほとんどいないので、ヒーカップが決められない人は結構多いです。
できている(と思い込んでいる)人でも「何か妙なこと」になっており、周囲からは「変な癖」と思われているかもしれません。

しゃくり下げしゃくり上げ



はぁ……で下げて、はぁ?で上げる。
はぁ……からはぁ? に一気に上げる。

裏声系の瞬発力チェック(ヨーデル風)



どちらも簡単にこなせるなら問題ないです。
できなかった人でも似たようなことを続けていれば、そのうちできるようになるかもしれません。
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