安室奈美恵さん引退

25年間、お疲れ様でした。

特にファンだったというわけではないのですが、
テンションが上がった時とかにChase the Chanceを口ずさんでいることがあります。
こと疾走感においては、あれ以上の曲を私は知りません。

引退の理由はよくわかってないんですかね?
とりあえず直近のライブ動画を見ていて気づいたことがあります。
というかビックリしました。私の知っているChase the Chanceじゃない。

トッププロの歌唱や発声にあーだこーだ言うのは気が引けるのですが、
これはさすがに皆さんも思っていることでしょう。

クセが強い!

正確にはクセが強くなっている。

関連記事:「クセがすごい!

弊ブログ風に解析すると、後上(エルモ筋群)の機能不全が疑われます。
エルモの不調をカバーするために、他の発声筋群(特にシムラ)がはりきってしまい……って感じですかね。

そもそも安室さんは前下(チェスト:ヤクザ筋群)が強いタイプで、
基本的には後上にビュンビュン引いて歌っていたはずなのです、が……。

好みの変遷で発声法を変えたにしては、あまりに徹底しすぎていると思います。
人間は機械じゃないので「四分の一の機能」を自力で完全に停止するなんてのは現実的ではありません。

ヤクザは今でも強すぎるくらいに聴こえます。
しかし、エルモ……エルモが……引っ張り上げようとして、ブツブツ切れている感じです。

ヤクザが強すぎて、本来コンビで動くはずのエルモが萎縮している?
こんなことってあるんでしょうか?

普通にあり得ます。何を隠そう、私は経験者なのです。
女声に挑戦してみるまで、それに近い状態だったっぽいです。
でも後下が相当強かったので、まとめて「後」で使えば特に問題はなかったようです。

安室さんは後下(ゾンビ)もちょっと弱いみたいです。
なので前上(シムラ)が目立っちゃうんだと思います。

シムラが強すぎて、本来コンビで動くはずのゾンビが萎縮している?
そんなことってあるんでしょうか?

そんな人ばかりです。それこそがシムラーの特徴です。
女性のシムラーは珍しくないのですが、エルモの萎縮がこのレベルというのは……なくはないですが。
繰り返し荷重による疲労劣化が原因なら、もうお医者さんに告げられていることでしょう。

関連記事:「声帯を引く方向(喉を開く方向)


本人じゃなくても、関係者とか読んでないかな? 

ダメ元でレッスン受けてみませんかね?


ともあれ、
声帯はやはり万遍なく使うことが大切だと思います。
偏ったジャンル、偏った歌い方、偏ったバランス、とにかく「偏り」に気をつけましょう。
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