早漏と喉締め

声と性。交感神経と副交感神経のお話。
ちょっとアレな内容なので、気になる人だけ「Read more」をどうぞ。















交感神経。興奮、緊張、射精。
副交感神経。脱力、リラックス、勃起。

勘違いされがちですが、勃起は「副交感神経」の仕業(賜物)です。
交感神経が強く働いている緊張状態だとイチモツは縮こまってしまいます。
ナイフで脅されている場面で普通の人は勃起しないでしょう。相手が全裸の美女(美男)であったとしても。

メロや低めの部分は喉を開いてリラックスして歌える。
でもサビや高音に突入した途端にギチギチに喉が締まっちゃう。
これも交感神経の仕業です。30秒とか1分で射精しちゃってる状態です。

過度の興奮や過度の緊張が引き起こす、
早漏と喉締めは同種の現象と言えると思います。

神経のミックス。神経の切り替え。
交感神経と副交感神経のバランス。
それが「交感神経の方向」に偏っている。

早漏も喉締めも「病気」ではないので完全には治りません。
でも喉締めよりは、早漏の方が制御は簡単……かもしれません。

ミドル音域を脱力して発声する。
賢者状態で延々と腰を振り続ける。

これは似たような「心境」であり、同じような「テンション」です。
ブログで紹介している脱力練習や脱力検定は、実は早漏の改善にも寄与していたりします。
検定初級までクリアできているのに早漏で悩んでいる人は「テンションの活かし方」を知らないだけかもです。

AV男優さんの声って気にしたことありますか?
どんなに低い声の人でも深い声の人でも、射精する時って声が上擦っているはずです。
その瞬間だけは「女優さん」になれないとお仕事にならないのです。

副交感神経。脱力。リラックス。真顔。喉を開く(主に後下方向)。

これらをすべて「紐付け」してください。
脳の「その状態」をいつでも引き出せるようにしてください。
トリガーは真顔かアクビ喉になると思います。

円周率とか悲しい思い出とかで、気を紛らわせる必要はないです。
適度な興奮は維持したまま「単なる現象」として処理できるようになるはずです。

声を出す必要はないですが、パートナーに声をかけるときは「低め」や「深め」を心がけましょう。
3分も持たない、みたいな典型的な早漏なら、その日からマシになる……かもしれません。

本当はもっと複雑だし、細かいことが色々ありますが、
このブログはアダルトコテゴリではありませんので。
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