発声における「耳が良い」とは

耳が良い、の意味


小さい音が聞こえる。声優を区別できる。
確かに耳は良いでしょう。それは主に「聴力」と「記憶力」です。

歌の上達に役立つのは、特にミックスボイスの習熟に重要なのは「解像度の高さ」です。
普通の人にはわからない「周波数」を聴き取り、「響き」を感じ取れる能力です。
やや強引ですが「集中力」や「注意力」とも言えます。

当然個人差はあるし、高音だけ聞こえる人も低音だけ聞こえる人もいるでしょう。
でもある程度までは鍛えられると信じています。元は凡人並の私がそうだったからです。

申し訳ありません。私の聴力は元から高かったという可能性があることが判明しました。

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聴力を鍛えるのは難しいですが、「耳を鍛える」のはそこまで難しくありません。
方法は単純明快「集中して聴く!」。可聴周波数域内に埋もれているはずの「様々な音」を探し出すのです。
自分が出している「ミックスボイスの響き」さえ感じ取れればいいのです。

そして自分の声と真剣に向き合っていれば、他人の声も段々と分かってきます。
自分の声と他人の声の差異が理解できれば、その差を詰めたり埋めたりすることができます。
モノマネの上手い人はそんな感じでレパートリーを増やしていくんじゃないでしょうか。
モノマネ芸人は歌も上手いです。歌の上手い人は耳も良いです。非天才の人ほどその傾向が強いと思います。
耳の良さと歌唱力(演奏力)は相互依存相乗関係にあると私は考えています。

私の音源は「こんな感じかな?」ってそれっぽい発声をしているだけで、決してモノマネをしているつもりはありません。
ちゃんと研究して声色を作っても、宴会芸が二つ三つできるかなってところです。
だからといって自分の歌が下手だとは思っていません。
「聴く」と「歌う」に関してはそこそこのレベルであると自己評価しています。
だからこそ偉そうに、怪しい自論を語っているわけです。

まぶたを閉じて、自分の声を聴いてください。
耳をふさがずに、他人の言葉を吟味してください。
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