発声改善のための比較的マシな声
- CATEGORYボイストレーニング
喉が上がった声……ハイラリ、ガキ声、志村声、エルモ声。
喉が下がった声……ロウラリ、オッサン声、団子声(クネーデル)、ヤクザ声。
これらの悪声は喉の開き方(声帯の引き方)の偏りが主な原因です。
各発声筋群の引き合う強さが釣り合っていないから極端な声が出ます。
関連記事:「声帯を引く方向(喉を開く方向)」
なのでガキ声に悩んでいる人はオッサン要素を増やしていけば、
発声現象としてはミックスボイス(もどき)に近づく公算は高いのですが、
なんだこの声は、ダメだこりゃ
大まかな方向性は合っていても発声が馴染むまでには「拒絶反応」が出たりするので、
それが「大丈夫な変な声」だと自分で判断できない人は一生正解にたどりつくことはないでしょう。
うーん、変な声だけど、
響きの方向は……? 合ってる、かも?
“よく聴く”と“耳が良い”はここで活躍します。
多くのケースでは「もっと奥まで」の意識で徐々にマシになっていきます。
関連記事:「発声の音色と方向」
響きの方向、声が飛んでる方向、これがわかれば即ち勝利ですが、
ボイトレを何十年続けたところで、これがわからない限り……。
喉を開く、はオペラの発声法
オペラの発声はポップスには合わない
ポップスに声量は必要ない
団子声になるから喉を下げてはダメ
喉は上がるに任せて自然に歌いましょう
こういう逃げの思考に陥りがちで、
こういう安易な手法が広まった結果が、
ヘロヘロミックスボイサーの増殖です。
関連記事:「喉声ミックスボイス」
響きの方向? 声が飛んでる?
自分でよくわからないなら、
せめて「マシ」な音色を選びましょう。
ハイラリよりは「ロウラリ」がマシ
エルモよりは「ヤクザ」がマシ
志村声よりは「団子声」がマシ
マシ≒比較的喉が締まっていない
比較的喉が締まっていない、ということなら、
比較的改善にも苦労しない、ということです。
実際に“コツ”を掴んで一気に上達するのは、下側に偏っている人が多い印象です。
ミックスボイスできてますか?(ワンオク、ドロス)
これ系で下側に偏っていた人は片手で足ります。
だから上側の人をたしなめるような内容に偏ってしまう、ということですね。
大部分の読者にとってはそっちの方が「マシ」な苦言になると思っているので。
喉が下がった声……ロウラリ、オッサン声、団子声(クネーデル)、ヤクザ声。
これらの悪声は喉の開き方(声帯の引き方)の偏りが主な原因です。
各発声筋群の引き合う強さが釣り合っていないから極端な声が出ます。
関連記事:「声帯を引く方向(喉を開く方向)」
なのでガキ声に悩んでいる人はオッサン要素を増やしていけば、
発声現象としてはミックスボイス(もどき)に近づく公算は高いのですが、
なんだこの声は、ダメだこりゃ
大まかな方向性は合っていても発声が馴染むまでには「拒絶反応」が出たりするので、
それが「大丈夫な変な声」だと自分で判断できない人は一生正解にたどりつくことはないでしょう。
うーん、変な声だけど、
響きの方向は……? 合ってる、かも?
“よく聴く”と“耳が良い”はここで活躍します。
多くのケースでは「もっと奥まで」の意識で徐々にマシになっていきます。
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響きの方向、声が飛んでる方向、これがわかれば即ち勝利ですが、
ボイトレを何十年続けたところで、これがわからない限り……。
喉を開く、はオペラの発声法
オペラの発声はポップスには合わない
ポップスに声量は必要ない
団子声になるから喉を下げてはダメ
喉は上がるに任せて自然に歌いましょう
こういう逃げの思考に陥りがちで、
こういう安易な手法が広まった結果が、
ヘロヘロミックスボイサーの増殖です。
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響きの方向? 声が飛んでる?
自分でよくわからないなら、
せめて「マシ」な音色を選びましょう。
ハイラリよりは「ロウラリ」がマシ
エルモよりは「ヤクザ」がマシ
志村声よりは「団子声」がマシ
マシ≒比較的喉が締まっていない
比較的喉が締まっていない、ということなら、
比較的改善にも苦労しない、ということです。
実際に“コツ”を掴んで一気に上達するのは、下側に偏っている人が多い印象です。
ミックスボイスできてますか?(ワンオク、ドロス)
これ系で下側に偏っていた人は片手で足ります。
だから上側の人をたしなめるような内容に偏ってしまう、ということですね。
大部分の読者にとってはそっちの方が「マシ」な苦言になると思っているので。