歌唱法解説:Lia/鳥の詩
- CATEGORY歌唱法解説(発声法分析)
2000年に発売された美少女ゲーム『AIR』の主題歌です。
大ヒットしてアニメ化もされて、一部の界隈ではこの主題歌を「国歌」などと呼んでいるそうです。
なんと不敬な!
確かに良い曲なんですが……。
普通の男性が歌うにはちょっと無理があると思います。
鳥の詩 男
で検索するとたくさん音源は上がっているのですが、
・地声と裏声
・男声と女声
・ミドルボイスとヘッドボイス
最低限このくらいの分離・確立・融合がそこそこ進んでいないと、
口先や鼻先で頑張っても「うるさい」か「キモい」しかないと思います。
原曲歌手のLiaさんは後下が強めのバランスに聴こえます。
Lia/鳥の詩
Lia/鳥の詩(エフェクトなし)
後下>>後上>前下>>>>>前上
発声筋群選択の優先順位です。
発声バランス(声帯の引き方)は一音ごとに変えてますが、
高音のロングトーンはほぼ「後下」で処理してます。
じゃないと喉がどんどん上がって行っちゃうので。
複雑だけどわかりやすい(素直)歌い方してるので、
脱力検定上級までクリアできる人は声真似するだけで似たような感じになるかもです。
消える“ひ”こうきぐも
ジャンプする音程は「一瞬だけ」上とか後上を意識してます。
最低音が「mid1F#」と女性曲にしては低めなので、
裏声だけで歌ってる人とかバランスが上擦っている人はフガッて鳴るかもしれません。
Liaさん本人は「後下」とか「下」で処理しているみたいです。
私が同じようにやると低音成分が出すぎてしまうので「伸展解きつつちょっと後」みたいな意識で軽くいなしてます。
関連記事を列挙しようと思いましたが、
結局のところ発声総合力が問われてくるので、ブログの記事は全部読んでおいた方が良いと思います。
テキスト容量だけなら、たぶん『AIR』の半分もないはずです。
関連記事:「ボイトレガイド」
どの記事の何が「後から効いてくるか」なんて、
書いてる本人にも完全には予想できていませんので。
大ヒットしてアニメ化もされて、一部の界隈ではこの主題歌を「国歌」などと呼んでいるそうです。
なんと不敬な!
確かに良い曲なんですが……。
普通の男性が歌うにはちょっと無理があると思います。
鳥の詩 男
で検索するとたくさん音源は上がっているのですが、
・地声と裏声
・男声と女声
・ミドルボイスとヘッドボイス
最低限このくらいの分離・確立・融合がそこそこ進んでいないと、
口先や鼻先で頑張っても「うるさい」か「キモい」しかないと思います。
原曲歌手のLiaさんは後下が強めのバランスに聴こえます。
Lia/鳥の詩
Lia/鳥の詩(エフェクトなし)
後下>>後上>前下>>>>>前上
発声筋群選択の優先順位です。
発声バランス(声帯の引き方)は一音ごとに変えてますが、
高音のロングトーンはほぼ「後下」で処理してます。
じゃないと喉がどんどん上がって行っちゃうので。
複雑だけどわかりやすい(素直)歌い方してるので、
脱力検定上級までクリアできる人は声真似するだけで似たような感じになるかもです。
消える“ひ”こうきぐも
ジャンプする音程は「一瞬だけ」上とか後上を意識してます。
最低音が「mid1F#」と女性曲にしては低めなので、
裏声だけで歌ってる人とかバランスが上擦っている人はフガッて鳴るかもしれません。
Liaさん本人は「後下」とか「下」で処理しているみたいです。
私が同じようにやると低音成分が出すぎてしまうので「伸展解きつつちょっと後」みたいな意識で軽くいなしてます。
関連記事を列挙しようと思いましたが、
結局のところ発声総合力が問われてくるので、ブログの記事は全部読んでおいた方が良いと思います。
テキスト容量だけなら、たぶん『AIR』の半分もないはずです。
関連記事:「ボイトレガイド」
どの記事の何が「後から効いてくるか」なんて、
書いてる本人にも完全には予想できていませんので。