歌唱法解説:[Alexandros]/ワタリドリ

ワタリドリ。カラオケでよく歌われる高音曲の定番です。
なんとなく歌った気になってたんですけど、意外と歌ってませんでしたね。

全体的に音域が高くて喉を休める暇があまりないです。
無駄な声量をいかに抑えられるか。スタミナを温存できるかが勝負だと思います。

ボーカルの川上洋平さんは「後下」の発声筋群が相当強めに聴こえます。
高身長の高音歌手はこのタイプが多いですね。

[Alexandros]/ワタリドリ



あ……サビで走ってますね。
基本は「前上+後下」のヘッドボイスコンビ。
メロは前上寄りでボソボソと声量を抑える。
サビからは後下にグッと引いて「ちょっと声を張る」感じ。

描いてみせる【よ】

締めのロングトーンがヘロヘロにならないくらいの省エネ加減で歌ってみてください。

後下だけでは堪えきれない場面では私は「前下」を足してます。
休めるところでしっかり休む。隙を見てはテンションを落としておく。
勢いのままに張り上げると喉が上がって「元気な大学生」になってしまうので要注意です。

ワタリ【ド】リ

ここが最高音のhiE(E5)。

原曲は裏声寄りのヘッドボイス(≒ファルセット)に聴こえるのですが、
録音した日は裏声系が死んでたので、前下を強引に入れてます。
お腹もめちゃくちゃ空いてたので「支えの弱さ」が功を奏した感じかもです。

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まあでも、基本は変わりません。
ハイトーンは「底」で歌う意識。

タイトルはワタリドリだけど……!
あんまり高く飛んじゃダメ!

なるべく「下」で我慢しないと、
川上さんみたいなスモーキー(篭り気味)な雰囲気は出せないと思います。
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