仏教とボイトレ

これをやってれば「~」が鍛えられるんですか?
これさえやってれば「ミックスボイス」が出せるようになるってことですか?
これさえできれば「歌ウマ」になれるんですよね?

難しい勉強も辛い修行もしなくて良い。
この“ワンワード”さえ唱えていれば良い。
さすれば世界に平和が訪れる。すべての人々は救済される。

こういう「安易な方法」で信者を集める人っていますよね。
だって「誰でもできる簡単な方法」じゃないと信者なんて集まりませんからね。

YouTubeで適当に読経を聞いてみてください。
世も末です。お坊さんの声まで上擦ってます。

南無阿弥陀仏を唱えれば極楽浄土に行ける

だいたい甘くないですか?
死を覚悟するくらいに追い込まれないと、
普通の人間は「覚醒」も「解脱」もしないです。
こんなの信じてる純粋な人なんて「天界の戦力」になりません。

彼ら天界軍も今は大切な時期なのです。
我ら悪魔軍との最終決戦を控えているのですから。

なーむあーみだー
なんみょーほーれんげーきょー

何のために唱えるのですか?
いったい何の意味があるんですか?
一回唱えるごとに、いかほどの功徳(経験値?)になるのですか?

現世での生活が心安らかであるならそれで良し。
精神を安定させる御呪い(おまじない)としてなら確かに意味はあるでしょう。
でも世の中は広いので「これで行ける!」って本気で思ってる人がいるかもしれません。


ちなみにボイトレとして考えるなら、
個人差はあると思いますが、

南無阿弥陀仏……裏声系の発声。後下やや強め。
南無妙法蓮華経……ベルカント発声に近い。前後にバランスが取れている。

発声が整っている人だと「南無妙法蓮華経」の方が唱えていて気持ち良いはず。
もしかすると南無妙系のお坊さんに歌ウマが多いかもしれません。
……南無南無歌合戦とかあったら、ちょっと楽しそうですね。


それはさておき、
即物的な意味で読経や信心が「無駄」であったかどうかは、死んでから判明することだと思います。
もしかすると56億7千万年後かもしれません。

気の長い話ですよね。それまでに太陽が燃え尽きちゃったりして。
これってもしかすると……「救う救う詐欺」の引き伸ばし工作では?

私の考え方が間違っていたら、あの世で罵ってくれて構いませんよ。
私はたぶん、地獄に落ちていると思いますけどね。




生きてる間のことだってよくわからないのに、
死んだ後のことなんて誰にもわからないでしょ?

どこかの誰かが「可能性」や「未来」を商用利用してるだけ。
極楽浄土は地下にあったりして、地獄の隣にあったりして……。

おめでとうございます!
あなたの唱えていた謎の呪文が一定回数を超えていましたので、極楽浄土行きが決定しました!

って、そこはすでに極楽浄土なんですけどね。

どうです? 素晴らしいロケーションでしょ?

花が咲き、鳥が歌い、天女が舞う……まさに極楽!

ちょっとちょっと、
ビーフかチキンか尋ねてますよ? 金髪の天女が。
あ、ポークはダメです。コレラが流行ってるんで。

何も見えない?
何も聞こえない?
声が出せない?

当然です。あなたの遺体は不幸にも「火葬」されてしまったのだから。
土に還った養分だけが、あなたの仮初の肉体となるのです。

こんなのこっちじゃ常識なんですけど、
日本にも「火葬」の風習が広まってしまったみたいですね。

まあ、退屈だとは思うけど、
とにかく、そういうことなんで、

じゃあまた、56億7千万年後に。

バイバーイ!
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