発声法分析:GEN(04 Limited Sazabys)
- CATEGORY歌唱法解説(発声法分析)
04 Limited Sazabys(フォー・リミテッド・サザビーズ)のベースボーカル担当のGEN(ゲン)さん。
バンドの略称は「フォーリミ」や「04LS」。サザビーは赤いモビルスーツが由来らしいです。
フォーリミのゲンさん。
こう書くとちょっと、お洒落なんだか古風なんだか不思議な感じになりますね。
これはすごい。強烈な個性です。
鼻に抜ける少年っぽい声ですが、媚びた感じがありません。
生意気そう、ではなく意志が強そうな声質です。
メロとか低音部(高いけど)は「後上」。
音域が上がってくると「後」や「後下」にシフトにしていく。
声帯のサイズは小さそうだけど、歌い方は結構ダイナミックです。
後半は「前上」が優位になって、喉が下がらなくなっているように聴こえます。
声の響きも喉声に寄ってますが、頑張って喉を開こう(舌根を下げよう)としている意識が感じられます。
プロの歌手にこういうこと書くのはなんですが、
まだまだ伸びしろはあるし方向性も合っていると思います。
しかし、
さーみだーれ ふーれふーれ
ここで「後上」まで強烈に入ってしまって……。
声帯小さくても詰まるときは詰まっちゃうので、
レッスンしてても、こういう人は多いです。
苦しいときに苦しい顔をすると、喉が余計に苦しくなっちゃう。
こういうのは大体、神さまの仕業。神経の作用です。
三叉神経、舌下神経、舌咽神経、迷走神経、そして交感神経と副交感神経。
簡単なことではありませんが、これらの神経(≒テンション)をアベコベに使う【意識】が必要です。
ここは真顔か暗黒微笑でうつむいて、ファルセットを斜め下に張り下げてみましょう。
見た目的にはちょっと不気味かもしれませんが、
最高音で喉を下げる歌い方を身に着けた後ならば、わざと“苦しそう”にも歌えると思います。
関連記事:「チェスト張り下げ」
関連記事:「顔で歌う(目で歌う)」
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バンドの略称は「フォーリミ」や「04LS」。サザビーは赤いモビルスーツが由来らしいです。
フォーリミのゲンさん。
こう書くとちょっと、お洒落なんだか古風なんだか不思議な感じになりますね。
これはすごい。強烈な個性です。
鼻に抜ける少年っぽい声ですが、媚びた感じがありません。
生意気そう、ではなく意志が強そうな声質です。
メロとか低音部(高いけど)は「後上」。
音域が上がってくると「後」や「後下」にシフトにしていく。
声帯のサイズは小さそうだけど、歌い方は結構ダイナミックです。
後半は「前上」が優位になって、喉が下がらなくなっているように聴こえます。
声の響きも喉声に寄ってますが、頑張って喉を開こう(舌根を下げよう)としている意識が感じられます。
プロの歌手にこういうこと書くのはなんですが、
まだまだ伸びしろはあるし方向性も合っていると思います。
しかし、
さーみだーれ ふーれふーれ
ここで「後上」まで強烈に入ってしまって……。
声帯小さくても詰まるときは詰まっちゃうので、
レッスンしてても、こういう人は多いです。
苦しいときに苦しい顔をすると、喉が余計に苦しくなっちゃう。
こういうのは大体、神さまの仕業。神経の作用です。
三叉神経、舌下神経、舌咽神経、迷走神経、そして交感神経と副交感神経。
簡単なことではありませんが、これらの神経(≒テンション)をアベコベに使う【意識】が必要です。
ここは真顔か暗黒微笑でうつむいて、ファルセットを斜め下に張り下げてみましょう。
見た目的にはちょっと不気味かもしれませんが、
最高音で喉を下げる歌い方を身に着けた後ならば、わざと“苦しそう”にも歌えると思います。
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