発声法分析:天月

人気歌い手からプロ歌手になった天月(あまつき)さん。
2018年には日本武道館でライブを成功させたそうです。



独特な緊張感のある、純朴そうな歌い方。
媚び感のある甘めの声質も相まって、聴衆の母性本能をくすぐっていたりするのでしょうか。
お顔立ちもどこか、カピバラに似てて可愛らしい感じですかね。

よく使っているのは「後上」や「前上」に聴こえます。
高音部で拮抗しているのは「下」とか「浅い後下」だと思います。

声があまり響いていないし、話し声と歌声の差が小さいので、
喉声寄りの発声をそのまま歌に使っているタイプではないでしょうか。

声帯が小さめな人の喉声歌唱。
話し声あるいは作り声(イケボ?)のまま歌っている。
歌い手(出身)に多い特徴かもしれません。

喉声でも魅力的で、人を集められるからプロになってます。
武道館でライブやれるほどの「恵まれた喉声」ですからね。

でも煽りの張り上げで喉痛めそう。
ファルセット(?)の出し方も結構ヤバイかも……。
7:00~「なりたぁ~い」とかも、ちょっとこれは……。

まあ、ただちに問題はないレベルだと思いますが。

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