発声法分析:郷ひろみ

郷ひろみさん。福岡県のご出身(4歳で上京)。
昭和歌謡界のスター歌手。新御三家のお一人です。



強いのは前下と後下。
土台のしっかりした声の響きが結果的に“鼻にかかっている”。
素肌にサスペンダーつけてる縄文顔の男性が鼻先でフニャフニャ歌うわけがありません。

サ行の息が下方向に漏れてる。

出逢いは億千万の胸“さ”わぎ

ここの「サ」が「ス」になりかけてる感じ。
それくらいの位置(バランス)で発声しているようです。

郷ひろみさんはモノマネの定番みたいなイメージありますが、
発声状態を忠実に再現しようとするならチェストが相当強くないと難しいはずです。

ジャパン

は後下に引いてるので「ジョパン」の中間を狙うとそれっぽくなるかもです。

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