発声法分析:和嶋慎治(人間椅子)
- CATEGORY歌唱法解説(発声法分析)
ベテランロックバンド、人間椅子のギターボーカル、和嶋慎治さん。
青森県弘前市のご出身。菜食主義者だそうです。
滑舌が崩れ気味。わりと癖のある、個性的な発声をされてます。
口角や喉周りに力みが感じられますが、優位なのは前下に聴こえます。
力みや緊張が過ぎると上側が優位になるケースが多いのですが、和嶋さんはギリギリ真ん中くらいで堪えている感じです。
あるいは、
後上をメインで使おうとしているが下顎にも力が入っているため前下(下側)が引っかかっている……。
どちらにせよ絶妙なバランスで、拮抗よりは喧嘩に近い状態だと思います。
俳優の生瀬勝久さんとか声優の山寺宏一さんに声も見た目も似ているような気がするので、
もしかすると顔面骨格(表情筋のバランス)由来の緊張感かもしれません。
ちなみにベースの鈴木研一さんは後下と喉締めのコンビネーションに聴こえます。
口の開き方や表情が随分違っており、和嶋さんと良い対比になっていると思います。
関連記事:「歌うときの口の開き方:縦か横か」
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青森県弘前市のご出身。菜食主義者だそうです。
滑舌が崩れ気味。わりと癖のある、個性的な発声をされてます。
口角や喉周りに力みが感じられますが、優位なのは前下に聴こえます。
力みや緊張が過ぎると上側が優位になるケースが多いのですが、和嶋さんはギリギリ真ん中くらいで堪えている感じです。
あるいは、
後上をメインで使おうとしているが下顎にも力が入っているため前下(下側)が引っかかっている……。
どちらにせよ絶妙なバランスで、拮抗よりは喧嘩に近い状態だと思います。
俳優の生瀬勝久さんとか声優の山寺宏一さんに声も見た目も似ているような気がするので、
もしかすると顔面骨格(表情筋のバランス)由来の緊張感かもしれません。
ちなみにベースの鈴木研一さんは後下と喉締めのコンビネーションに聴こえます。
口の開き方や表情が随分違っており、和嶋さんと良い対比になっていると思います。
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