発声法分析:大橋卓弥(スキマスイッチ)
- CATEGORY歌唱法解説(発声法分析)
スキマスイッチのボーカル、ギター、ハーモニカ担当の大橋卓弥(おおはし たくや)さん。
愛知県東海市のご出身。幼少期からクラシックに親しみ、小学生の頃にピアノを習い始めたそうです。
身長175cm……。
相方の常田さんと1cmしか変わらないんですね。
なんか意外……じゃないです?
小柄な雰囲気ありませんでした? 空脳?
強いのは後下と前上。
とてもバランスの良い、お手本のようなヘッド系ミックスボイス。
歌っている大橋さん自身が作詞をされているので、スキマスイッチの曲はヘッド系の練習に適しています。
中でもゴールデンタイムラバーは、
レッスンでは「後下の入れ方(強め方)」で拝借しており、
後下方面でトラブった人にはお馴染み(トラウマ)の一曲かもしれません。
メロはやや前上優位。気だるい感じでレガート重視。
サビは後下をズドンと重く。
絶好【のー】
ゴールデン【ターイム】
この手で掴【めー】
渾身【のー】
ポーカー【フェーイス】
キメて仕掛け【るよー】
イ【リュージョン】の世【かいへ】
引きずり込【んでー】
大橋さんは【】の部分で下顎を落としてますね。
前上(ピッチャー)から後下(キャッチャー)へ「剛速球がズドン」って感じです。
あるいは後下が優勢(前上がやる気のない)のワンサイド綱引き……。
実際に【】の部分で綱を引くような動作をしてみるのも面白いかもしれません。
歌いにくい場合は「バックオーライ」みたいな「後に引く動作」を色々と試してみてください。
後下に引っ張ったまま【】の部分で顎を上げつつ前上を強めても、一応似たような感じにはなりますが……。
意識の違いで基点までズレていくことは珍しくないので、そのまま続けているとシムラー化する危険性があります。
7:40~
ラストのシャウト(hiC)は後上で保険を入れつつのチェスト張り下げだと思います。
前下が少し潰れ気味ですが、かなり太く出ていますね。
軽妙なフレージング、歌声の柔らかさ、
つまりは前上の統制力、それ即ち、後下の強さです。
関連記事:「歌うとき顎を上げるか上げないか」
関連記事:「チェスト張り下げ」
愛知県東海市のご出身。幼少期からクラシックに親しみ、小学生の頃にピアノを習い始めたそうです。
身長175cm……。
相方の常田さんと1cmしか変わらないんですね。
なんか意外……じゃないです?
小柄な雰囲気ありませんでした? 空脳?
強いのは後下と前上。
とてもバランスの良い、お手本のようなヘッド系ミックスボイス。
歌っている大橋さん自身が作詞をされているので、スキマスイッチの曲はヘッド系の練習に適しています。
中でもゴールデンタイムラバーは、
レッスンでは「後下の入れ方(強め方)」で拝借しており、
後下方面でトラブった人にはお馴染み(トラウマ)の一曲かもしれません。
メロはやや前上優位。気だるい感じでレガート重視。
サビは後下をズドンと重く。
絶好【のー】
ゴールデン【ターイム】
この手で掴【めー】
渾身【のー】
ポーカー【フェーイス】
キメて仕掛け【るよー】
イ【リュージョン】の世【かいへ】
引きずり込【んでー】
大橋さんは【】の部分で下顎を落としてますね。
前上(ピッチャー)から後下(キャッチャー)へ「剛速球がズドン」って感じです。
あるいは後下が優勢(前上がやる気のない)のワンサイド綱引き……。
実際に【】の部分で綱を引くような動作をしてみるのも面白いかもしれません。
歌いにくい場合は「バックオーライ」みたいな「後に引く動作」を色々と試してみてください。
後下に引っ張ったまま【】の部分で顎を上げつつ前上を強めても、一応似たような感じにはなりますが……。
意識の違いで基点までズレていくことは珍しくないので、そのまま続けているとシムラー化する危険性があります。
7:40~
ラストのシャウト(hiC)は後上で保険を入れつつのチェスト張り下げだと思います。
前下が少し潰れ気味ですが、かなり太く出ていますね。
軽妙なフレージング、歌声の柔らかさ、
つまりは前上の統制力、それ即ち、後下の強さです。
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