発声法分析:小渕健太郎・黒田俊介(コブクロ)
- CATEGORY歌唱法解説(発声法分析)
小渕健太郎さんは、宮崎県宮崎市のご出身で身長168cm。
黒田俊介さんは、大阪府堺市のご出身で身長193.4cm(でかい!)。
コブクロというユニット名は、お笑いコンビのFUJIWARAを参考にしたそうです。
小渕さんは優しくて素朴な声。
黒田さんは力強くて重厚な声。
小さい方と大きい方で、見た目通りの歌声ですね。
お二人とも基本的に「前上⇔後下」の発声バランス。
拮抗距離は小渕さんがやや短め、黒田さんは結構長め。
後下が優位なのは同じなので、中低音域ではちょっと歌声のキャラが被ってます。
高音部では小渕さんは後上強め、黒田さんは後下と前下に踏み込んでいる感じです。
響きが重なったり離れたりで、社交ダンスみたいなハーモニーですね(?)。
いまでも“ん”を
せきばく“ん”のおもい
意図的なものかもしれませんが、黒田さんは「ん」が入りがち。
ここは食べ物を飲み込むように「後下」に引くと同じようなニュアンスになるはずです。
5:15~
の展開は圧巻ですね。
じだい“のぉっ!”
迫真性が包容力を突き破った瞬間。破滅の美と呼びましょうか。
ここのブレイク音は聴き手の胸に迫るような、素晴らしい感情表現になっていると思います。
後下(+前下)と前上を拮抗させたまま、さらに後下と真下の中間辺りに一気に力を込めると、
後上が邪魔していなければ、似たような感じのブレイク音が出せると思います。
関連記事:「発声と体格」
黒田俊介さんは、大阪府堺市のご出身で身長193.4cm(でかい!)。
コブクロというユニット名は、お笑いコンビのFUJIWARAを参考にしたそうです。
小渕さんは優しくて素朴な声。
黒田さんは力強くて重厚な声。
小さい方と大きい方で、見た目通りの歌声ですね。
お二人とも基本的に「前上⇔後下」の発声バランス。
拮抗距離は小渕さんがやや短め、黒田さんは結構長め。
後下が優位なのは同じなので、中低音域ではちょっと歌声のキャラが被ってます。
高音部では小渕さんは後上強め、黒田さんは後下と前下に踏み込んでいる感じです。
響きが重なったり離れたりで、社交ダンスみたいなハーモニーですね(?)。
いまでも“ん”を
せきばく“ん”のおもい
意図的なものかもしれませんが、黒田さんは「ん」が入りがち。
ここは食べ物を飲み込むように「後下」に引くと同じようなニュアンスになるはずです。
5:15~
の展開は圧巻ですね。
じだい“のぉっ!”
迫真性が包容力を突き破った瞬間。破滅の美と呼びましょうか。
ここのブレイク音は聴き手の胸に迫るような、素晴らしい感情表現になっていると思います。
後下(+前下)と前上を拮抗させたまま、さらに後下と真下の中間辺りに一気に力を込めると、
後上が邪魔していなければ、似たような感じのブレイク音が出せると思います。
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