発声法分析:小田和正
- CATEGORY歌唱法解説(発声法分析)
元オフコースのボーカリスト小田和正さん。
神奈川県横浜市のご出身。身長172cm。
幼少期にバイオリンを習っていたそうです。
緊張感を伴った透明感のあるハイトーンボイス。
優しくて繊細な響きと、硬質で力強い響きの二重構造。
四方向は全部強くて、全体的に前側が優位。
ヘッド成分とミドル成分が同時に出てて、
曲やフレーズによって強弱が切り替わってるように聴こえます。
さよ【ならあ】
ここはミドル系が強め。
浅い前下から上に近い後上に「ビンッ!」と急角度で立ち上がる感じ。
軽めのヘッドから入ってるけど張り下げではない。
ヘッド系はヘッド系として、ミドル系はミドル系としてきっちり別働してます。
もしかするとアゴ周りの力みでミドル系が反応するタイプかも。
愛を止めないで
ヘッドとミドルがほぼ均等。
前上⇔後下
前下⇔後上
それぞれの拮抗が離れているため前⇔後には聴こえません。
柔らかい音色からは想像できないほど発声筋群の稼働率が高い状態だと思います。
Yes-No
ヘッド系優位のチェスト張り下げ。
前上が強めに残っているので前下の入り方は薄めです。
この歌い方は“比較的”寄せやすそうですが、
前側が相当強めなので容易ではないと思います。
言葉にできない
うれし
前上→後下(浅)
くてー
後上→前下(浅)
連携しているように聴こえるけど、ここもやっぱり別働してる。
そして二回目は使っているところが微妙に違う。
こんな感じで発声筋群を細かく使い分けている印象です。
年齢を重ねても綺麗なハイトーンを保っていられる秘訣かもしれません。
関連記事:「ソフトミックス? ハードミックス?」
関連記事:「ヘッドボイスとミドルボイス、どっちにも聴こえる声?」
神奈川県横浜市のご出身。身長172cm。
幼少期にバイオリンを習っていたそうです。
緊張感を伴った透明感のあるハイトーンボイス。
優しくて繊細な響きと、硬質で力強い響きの二重構造。
四方向は全部強くて、全体的に前側が優位。
ヘッド成分とミドル成分が同時に出てて、
曲やフレーズによって強弱が切り替わってるように聴こえます。
さよ【ならあ】
ここはミドル系が強め。
浅い前下から上に近い後上に「ビンッ!」と急角度で立ち上がる感じ。
軽めのヘッドから入ってるけど張り下げではない。
ヘッド系はヘッド系として、ミドル系はミドル系としてきっちり別働してます。
もしかするとアゴ周りの力みでミドル系が反応するタイプかも。
愛を止めないで
ヘッドとミドルがほぼ均等。
前上⇔後下
前下⇔後上
それぞれの拮抗が離れているため前⇔後には聴こえません。
柔らかい音色からは想像できないほど発声筋群の稼働率が高い状態だと思います。
Yes-No
ヘッド系優位のチェスト張り下げ。
前上が強めに残っているので前下の入り方は薄めです。
この歌い方は“比較的”寄せやすそうですが、
前側が相当強めなので容易ではないと思います。
言葉にできない
うれし
前上→後下(浅)
くてー
後上→前下(浅)
連携しているように聴こえるけど、ここもやっぱり別働してる。
そして二回目は使っているところが微妙に違う。
こんな感じで発声筋群を細かく使い分けている印象です。
年齢を重ねても綺麗なハイトーンを保っていられる秘訣かもしれません。
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