発声法分析:ハナレグミ

ハナレグミの永積タカシさん。
東京都のご出身。音楽系の専門学校をご卒業。
高校の頃にアコースティック・ギターで弾き語りを始めたそうです。



ややハスキーで牧歌的(素朴で叙情的)な歌声。

強いのは後下。伸展バランスは前上⇔後下(+後上)。
後上の補助が入っても、前上の位置は口付近。

2:10~

サ行やイ音(シ・キ・ヒ)が声優の大塚芳忠さんっぽい。
なんというか、独特のスプラッシュ感(?)がありますね。
基本伸展バランスと口周りの力み(たぶん後上方向)の合わせ技って感じです。

アナウンサーやナレーターとしては「粗」の部分と言えるので、
人を選ぶというか、好みは分かれるところでしょうけれど、
個人的には良いアクセントになっていると思います。

逆にこの癖がなかったとしたら、
全体的にだら~んとなっちゃって退屈に聴こえるような気がします。

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