発声法分析:氷川きよし
- CATEGORY歌唱法解説(発声法分析)
演歌界のプリンス、氷川きよしさん。
福岡県福岡市のご出身。身長は178cm。
休日には泥酔するまでお酒を飲む習慣があるそうです(意外!)。
伸びやかで力強い歌声。
ロックというかポップス寄りの発声なんですけど基本は変わらないと思います。
強いのは前下と後下。
1:00~
明るくてコミカルな感じ。
バランスは前上⇔後下(優位)。
前上の位置が低くてほぼ前。
こーのーてーに つーかーむーよー
前下と後下にぐいぐい踏み込んでいる。
響きが前後に大きく広がっている。
1:20~
退屈わー【うっ】
前上の閉鎖を一定以上維持したまま、少しずつ前下に引っ張っていく。
前下に主導が移る前に力を抜くとこんな感じのニュアンスになる。
稲葉浩志さん(初期? 中期?)のヒーカップに近い。
1:40~
【ん】可能性のドアはー
語頭の「ん」はヘッド要素を入れようとする意識でしょうか。
伸展過程としてはチェストの張り下げですが、
前側(特に前下)の関与が強いので、ほぼ地声ミドルに聴こえます。
前下(+前上)⇔後(後下寄り)
サビは雄々しいスケール感が出てます。
後上の関与は最小限、前下の連動分くらい。
全体的に安定感があって、歌詞がすごく聴き取りやすいです。
これは演歌歌手らしく、基本や土台がしっかりしてるってことなんですが、
曲調を考えると、ちょっとハキハキ歌いすぎというか……。
ロックを歌うなら、もう少し形を崩してみると良いかもしれませんね。
福岡県福岡市のご出身。身長は178cm。
休日には泥酔するまでお酒を飲む習慣があるそうです(意外!)。
伸びやかで力強い歌声。
ロックというかポップス寄りの発声なんですけど基本は変わらないと思います。
強いのは前下と後下。
1:00~
明るくてコミカルな感じ。
バランスは前上⇔後下(優位)。
前上の位置が低くてほぼ前。
こーのーてーに つーかーむーよー
前下と後下にぐいぐい踏み込んでいる。
響きが前後に大きく広がっている。
1:20~
退屈わー【うっ】
前上の閉鎖を一定以上維持したまま、少しずつ前下に引っ張っていく。
前下に主導が移る前に力を抜くとこんな感じのニュアンスになる。
稲葉浩志さん(初期? 中期?)のヒーカップに近い。
1:40~
【ん】可能性のドアはー
語頭の「ん」はヘッド要素を入れようとする意識でしょうか。
伸展過程としてはチェストの張り下げですが、
前側(特に前下)の関与が強いので、ほぼ地声ミドルに聴こえます。
前下(+前上)⇔後(後下寄り)
サビは雄々しいスケール感が出てます。
後上の関与は最小限、前下の連動分くらい。
全体的に安定感があって、歌詞がすごく聴き取りやすいです。
これは演歌歌手らしく、基本や土台がしっかりしてるってことなんですが、
曲調を考えると、ちょっとハキハキ歌いすぎというか……。
ロックを歌うなら、もう少し形を崩してみると良いかもしれませんね。