発声法分析:吉川晃司

歌手や俳優と活躍されている吉川晃司さん。
広島県安芸郡のご出身。身長は182cm。
学生時代は水球の選手だったそうです。



鼻にかかった昭和風のイケボ。
癖が相当強いのでモノマネしたくなる気持ちがわかります。

強いのは前上。
バランスは前上⇔後下。

0:33~

ルチャリブレのような軽やかなステップ。
声がぶれないので安定感がありますね。

0:55~

するもんじゃな【ひぃー】

ここは後上が強めに入ってます。

1:00~

臆病になってるだ【けぇ】

へいやぁにこもっ【てぇ】

どちらも後下強め。
低中音域のフレーズ終わりは後下で処理しがち。

1:28~

守ってあげるか【らぁああ】

前が強めに入ったぶん、後下の底が上がり声が明るくなっています。

1:40~

恋をしよお【よぉおぉおぉお】

後下の拮抗が下寄りにずれてる。
わざとかもしれませんけど。

3:15~

こっちの「よぉおぉおぉお」は後下がしっかり。
ビブラートの波も綺麗に揃っています。

シンバルキックもばっちり決まってお見事でした。
ちなみに吉川さん、シンバルキックの失敗で三回くらい骨折しているらしいです。

「足が折れるかシンバルが折れるかだね」

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