発声法分析:吉田広大

シンガーソングライターの吉田広大さん。
大阪府のご出身。身長は175cm。
ブロードウェイミュージカルの出演が決定しているそうです。



情感たっぷりのハスキーボイス。

強いのは後上と後下と前上。
冒頭から前上⇔後下⇔後上。

0:28~

前上⇔後下(+後上)。

0:55~

前上⇔後下(優位)。

声に重量感が出ているように聴こえるので、
ハスキー加減は後上の入り方で調節されているようです。

1:20~

時をー(へっ?)

おしゃれなブレスアウト。
ふっ と へっ の中間辺りを狙って、
後上に抜くと似たようなニュアンスが出せるかも。

1:28~

前上(やや優位)⇔後下。

だあったんだぁー

ここはかなり前上優位。
前上⇔後下の強い拮抗状態のまま、

さ【よぉ】ならぁ

さらにギチギチと後上方向へ引き上げてhiC(C5)。
伸展過程は違うけど、Bruno Marsのような熱情を感じます。

1:45~

後下が少しズレて、上に詰まり気味。

2:00~

前上(+前下)⇔後下。
比較的どっしりとした歌声。

2:14~

泣【いー】

後上に強く引きすぎて、喉が詰まってる。
ちょっと危ないけど、フレーズ的には仕方がないとも言えます。

ハスキーボイスって響きが多方向に拡散しがちなので、聴き取りづらいかもしれませんが、
綺麗に拮抗している響きと、バランスが崩れかけている響きとを聴き比べてみてください。
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