発声法分析:斎藤和義

シンガーソングライターの斎藤和義さん。
栃木県下都賀郡壬生町のご出身。身長は181cm。
小学生でギターと出会い、中、高はハードロックにはまっていたそうです。



力強さに裏打ちされた素朴であたたかい歌声。

強いのは後下。
バランスは前上⇔後下(+後上)。

あー歌うことは難しいことじゃない

響きが集まっているのは後上ですが、喉声系ではありません。
前上と後下の拮抗が緩めなので、補助としての後上が目立っているだけ。
訥々と語りかけるような歌唱表現だと思います。

1:30~

思い出【やーぅん】

前上が一瞬優位になって後下に抜けていく。

1:40~

前上⇔後下の拮抗が強くなり、後上の響きが減っている。
いつもなら~ 後上は完全に補助に回っています。

キョー

前上⇔後下⇔後上

だあって

後下→前上

あな【たぁーおぅ】

前上⇔後下(優位)

おもーいなーがらぁぅ

前上(+前下)⇔後下

うたぁうたあいわぅ
うたあうよ

前上⇔後下(優位)

ずっとぉーぅ

前上⇔後下⇔後上

いえなかあったーぅ

前上⇔後下

ことぉばがぁあるぅ

前上⇔後下⇔後上

みぃじかいらあぅ

前上(+前下)⇔後下

きぃておーくれえぇん

前上⇔後下(優位)



……。
……。
……。


うん!
歌うことは難しいことじゃないね!
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