発声法分析:長澤知之

シンガーソングライターの長澤知之さん。
福岡県のご出身。18歳のときにオーディションで才能を認められて、ライブ活動を開始したそうです。



物寂しいブルージーな歌声。

強いのは後下。
バランスは前上⇔後下(+後上)。

統一感のある声質ですがフレーズによって、
響きの方向がよく変化しているように聴こえます。

0:55~

きみはきみだけど

前上⇔後下(+後上)。

ゆめはゆめじゃない

前上⇔後下⇔後上(やや優位)。
この違いを聴き取るのは難しいかも。

そばにいてほしい

前上も後上も強くて、上寄りの後上に聴こえる。

ぼくとともに

前上優位。

あーおいでほしぃ

後上→上→前上。

サビは前上⇔後下(+後上)で、後下が優位なバランス。

だい【じょー】ぶ

だ【よー】って

はげ【まー】し

ささえ【あー】う

わかりやすく後下が入ってるけど、
後上の響きを纏っているので独特の乾いた空気を感じますね。
関連記事