レッスン記録005:宇水さん
- CATEGORYレッスン記録
レッスン受講者は宇水さん。身長は168cm。
弊ブログを参考に一年近く独習を続けているそうです。
好きな歌手
坂井泉水さん
上杉昇さん
楠瀬誠志郎さん
清水依与吏さん
秦基博さん
ボイトレの目標
落ち着いた声にしたい(上擦った声が好きじゃない)
今回の希望内容
練習の方向性が合っているかを確かめたい
WANDS/世界が終るまでは…(2020年2月の宇水さん)
当時は自分の上擦った声(?)が嫌で男性曲を避けており、
女性曲をファルセット気味に歌っていたそうです。
前側がほとんど動いていませんが、
後下が強めに入っているのであまり上擦った感じはしません。
ボイトレを始める下地としては良い方だと思います。
WANDS/世界が終るまでは…(2020年12月の宇水さん)
上擦るのを嫌がって、むしろ下擦っている。
感情は見えないけど、意志の強そうな歌声。
下側の準備は万端。
修行のような練習風景が偲ばれます。
四方向の確認。
前下……問題なし。やや浅い。
前上……問題なし。
後上……問題なし。
後下……問題なし。
全体的なバランスも悪くないです。
あとはテクニックやコツでどうにかなる状態だと思います。
偶然上手く進んだ(転んだ)受講者さんが続いているだけなので、
読者の皆さんは長期の独学に甘い希望を抱かないようにしてください。
WANDS/世界が終るまでは…(前上調整1)
※門外不出の部分は440Hzのトーンでマスクしています。
0:04~
鯱張った歌声。ハキハキしてるけど(からこそ)声が固い。
下方向(後下)への偏りが、滑舌の癖として現れているようです。
前上の機能に問題はなさそうなので、
演技力や心の持ち方でそれっぽく歌えるようになると思います。
0:10~
前上意識。ナルシスティックに。
0:30~
後下意識。ふてぶてしく。
0:48~
言葉を崩して、だらしなく。
1:07~
バランス良く発声できているフレーズもありますが、
全体的に後下が強くて、前上の“頭”が抑えつけられている印象です。
この曲では若い頃の上杉さんのイメージで、
後下と前上がどちらも強い拮抗を目指しています。
バランスがもう少し上寄りにシフトすれば、
ぎこちなさも徐々に消えていくのではないでしょうか。
3:39~
天井(殻)の位置は掴めてきました。
前上の入れ方を微調整しつつ、
4:21~
!?
なんとなく高いフレーズではなく、
ここから高くなる音(力の入れどころ)をしっかりと認識してください。
5:24~
良い感じ。
WANDS/世界が終るまでは…(前上調整2)
0:00~
力強いハイトーンが出せていますが、後下が踏ん張りすぎています。
食いしばりに似た緊張感が、喉の自由を縛り付けている。
これ以上我慢しなければいいんだけど、
我慢してるって自分では気づけないからこその自縛状態。
尾崎豊さんの曲を歌ってみるとハマるバランスかもしれません。
1:45~
前上頑張ってる。
天井(殻)を破りつつあります。
2:10~
それやめい!
怖い!
2:40~
〇【かぁ】ーがぁー
×【くわぁ】ーぐぁー
くっ、と我慢する成分が纏わりついてます。
3:50~
後下優勢(今の上杉さん)
前上キープ(昔の上杉さん)
の違いについて。
どちらでも発声できた方が良いですが、
このフレーズに関しては好みで選んで構わないと思います。
WANDS/世界が終るまでは…(前上調整3)
ウィニングラン的なおさらい。
声の響きは幾分上側にシフトしていますが、
若い頃の上杉さんに比べれば下擦っているので安心(?)してください。
というか、
私の声をお手本にしている限り、上擦るぅこともなぁい。
1:57~
綺麗に発声できているので、
感覚が怪しいときはこのフレーズで調整すると良いかもしれません。
2:33~
弱めだけど前上がキープできています。
今までは前上(上側)を使うのを意識的に避けていたそうなので、
初めてでこのくらい歌えていれば上出来だと思います。
秦基博/ひまわりの約束(全体バランス調整)
0:00~
柔らかく歌えているように聴こえますが、
後下の主導権が及ぶ範囲内に限定されています。
この曲では後下の力みを抜いていく方向で声の固さを取っていきます。
微調整と試行錯誤が続きますが、
まず「適度な脱力状態」を知らなければ「力み」を自覚することは難しいです。
2:30~
良い感じです。
どうして君が泣くの?
もう少し笑えばもっと優しく歌えるはずです。
3:25~
ファルセットの切り替えがスムーズ。良い。
3:57~
張り下げもしっかり決まってます。
前上と前下の関係は良好みたいです。
アクロバティックな歌い方が続きますが、
宇水さんはよく付いてきています。
6:20~
hiA#(A#4)。力強い。
修行はそこそこにして、
これからは歌を楽しんでください。
関連記事:「個人レッスン」
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弊ブログを参考に一年近く独習を続けているそうです。
好きな歌手
坂井泉水さん
上杉昇さん
楠瀬誠志郎さん
清水依与吏さん
秦基博さん
ボイトレの目標
落ち着いた声にしたい(上擦った声が好きじゃない)
今回の希望内容
練習の方向性が合っているかを確かめたい
当時は自分の上擦った声(?)が嫌で男性曲を避けており、
女性曲をファルセット気味に歌っていたそうです。
前側がほとんど動いていませんが、
後下が強めに入っているのであまり上擦った感じはしません。
ボイトレを始める下地としては良い方だと思います。
WANDS/世界が終るまでは…(2020年12月の宇水さん)
上擦るのを嫌がって、むしろ下擦っている。
感情は見えないけど、意志の強そうな歌声。
下側の準備は万端。
修行のような練習風景が偲ばれます。
四方向の確認。
前下……問題なし。やや浅い。
前上……問題なし。
後上……問題なし。
後下……問題なし。
全体的なバランスも悪くないです。
あとはテクニックやコツでどうにかなる状態だと思います。
偶然上手く進んだ(転んだ)受講者さんが続いているだけなので、
読者の皆さんは長期の独学に甘い希望を抱かないようにしてください。
WANDS/世界が終るまでは…(前上調整1)
※門外不出の部分は440Hzのトーンでマスクしています。
0:04~
鯱張った歌声。ハキハキしてるけど(からこそ)声が固い。
下方向(後下)への偏りが、滑舌の癖として現れているようです。
前上の機能に問題はなさそうなので、
演技力や心の持ち方でそれっぽく歌えるようになると思います。
0:10~
前上意識。ナルシスティックに。
0:30~
後下意識。ふてぶてしく。
0:48~
言葉を崩して、だらしなく。
1:07~
バランス良く発声できているフレーズもありますが、
全体的に後下が強くて、前上の“頭”が抑えつけられている印象です。
この曲では若い頃の上杉さんのイメージで、
後下と前上がどちらも強い拮抗を目指しています。
バランスがもう少し上寄りにシフトすれば、
ぎこちなさも徐々に消えていくのではないでしょうか。
3:39~
天井(殻)の位置は掴めてきました。
前上の入れ方を微調整しつつ、
4:21~
!?
なんとなく高いフレーズではなく、
ここから高くなる音(力の入れどころ)をしっかりと認識してください。
5:24~
良い感じ。
WANDS/世界が終るまでは…(前上調整2)
0:00~
力強いハイトーンが出せていますが、後下が踏ん張りすぎています。
食いしばりに似た緊張感が、喉の自由を縛り付けている。
これ以上我慢しなければいいんだけど、
我慢してるって自分では気づけないからこその自縛状態。
尾崎豊さんの曲を歌ってみるとハマるバランスかもしれません。
1:45~
前上頑張ってる。
天井(殻)を破りつつあります。
2:10~
それやめい!
怖い!
2:40~
〇【かぁ】ーがぁー
×【くわぁ】ーぐぁー
くっ、と我慢する成分が纏わりついてます。
3:50~
後下優勢(今の上杉さん)
前上キープ(昔の上杉さん)
の違いについて。
どちらでも発声できた方が良いですが、
このフレーズに関しては好みで選んで構わないと思います。
WANDS/世界が終るまでは…(前上調整3)
ウィニングラン的なおさらい。
声の響きは幾分上側にシフトしていますが、
若い頃の上杉さんに比べれば下擦っているので安心(?)してください。
というか、
私の声をお手本にしている限り、上擦るぅこともなぁい。
1:57~
綺麗に発声できているので、
感覚が怪しいときはこのフレーズで調整すると良いかもしれません。
2:33~
弱めだけど前上がキープできています。
今までは前上(上側)を使うのを意識的に避けていたそうなので、
初めてでこのくらい歌えていれば上出来だと思います。
秦基博/ひまわりの約束(全体バランス調整)
0:00~
柔らかく歌えているように聴こえますが、
後下の主導権が及ぶ範囲内に限定されています。
この曲では後下の力みを抜いていく方向で声の固さを取っていきます。
微調整と試行錯誤が続きますが、
まず「適度な脱力状態」を知らなければ「力み」を自覚することは難しいです。
2:30~
良い感じです。
どうして君が泣くの?
もう少し笑えばもっと優しく歌えるはずです。
3:25~
ファルセットの切り替えがスムーズ。良い。
3:57~
張り下げもしっかり決まってます。
前上と前下の関係は良好みたいです。
アクロバティックな歌い方が続きますが、
宇水さんはよく付いてきています。
6:20~
hiA#(A#4)。力強い。
修行はそこそこにして、
これからは歌を楽しんでください。
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