発声法分析:氷室京介

ロックシンガーの氷室京介さん。
群馬県高崎市のご出身。身長は172cm(?)。
デヴィッド・ボウイやエルヴィス・コステロなどの影響を受けていたそうです。



男らしくて個性の強いイケボ。

強いのは後下。
バランスは前上(+前)⇔後下。

0:06~

しょの唇

逃がしゃない

サ行が特徴的ですね。
後下から前下経由で前上方向へ。
食いしばるように拮抗させていくと似たようなニュアンスが出せると思います。

消してく【れぇい】

ここも特徴的。
前から下(前下寄り)へ消え入るような感じ。

0:20~

メロ部分は前や低めの前上がやや優位。

0:35~

下側との拮抗が強くなり、歌声がくっきりしてくる。

0:48~

【ん】KISS ME

冒頭は聴こえなかったけど、ここは「ん」が入ってますね。
前上をしっかり入れようとする意識かも。

思い【で!】

力強いミドルボイス。
後下で踏ん張ってます。

0:55~

い・いま ふっ【つぁ】あり

ひいとっ【つ】に(ん) なれるかあらっ

【】内が後下から食いしばるポイント。

こういうのは声がカッコいい人の癖のある歌い回しなので、
癖だけを真似しても微妙な感じになるかもしれません。
関連記事