発声法分析:CHAGE and ASKA
- CATEGORY歌唱法解説(発声法分析)
シンガーソングライターのChage(チャゲ)さん。
福岡県北九州市のご出身。身長は170cm。
小学時代は野球部、中学時代はサッカー部に所属していたそうです。
シンガーソングライターのASKA(アスカ)さん。
福岡県大野城市のご出身。身長は170cm。
幼少期から剣道に打ち込み、高校時代に三段を所得したそうです。
まずはChageさん。
甘いけど芯の強い歌声。
強いのは前下と後上。
バランスは前下(+前上)⇔後上(+後下)。
0:20~
んもぉくもくと
けむりおぅ
はきぃーだすぅ
わりと癖のある歌い方ですが、
活舌がとても良いので歌詞が聴き取りやすいです。
0:30~
じゃーり
前下が強く入っている。
後下経由で後上に流れているので、
甘い声ですが響きの位置は低めです。
0:55~
バットをぅ【ふるぅ】
前寄りの前下から後上へ。
ちょっと長渕剛さんっぽいかも。
そぅらにつきささる
前下が深くて、強い。
バランス良く拮抗しているけど、
声の甘さと響きのエグさとの乖離に「得体の知れなさ」をヒシヒシと感じます。
1:28~
hiA(A4)連発。
前下が強過ぎて、地声にしか聴こえません。
サングラス外したら怖い顔してたりして。
1:33~
Chageさんが下(前下優位)でASKAさんが上(後下優位)。
お互いの隙間を埋め合うような素晴らしいハーモニー。
2:00~
シャッ!
前下の負荷を後下が分担している感じ。
hiB(B4)と思えないくらい、さりげなく強い。
3:30~
ふり絞るhiAと平然と連発するhiA。
4:28~
あるかない【かぁああ】
hiA。前下⇔それ以外。
ちょっとふざけてる(?)感じなのに、声の太さがおかしい。
ASKAさん。
鼻にかかったパワフルなハスキーボイス。
強いのは後下と前上。
バランスは前上(+前下)⇔後下(+後上)。
0:18~
あおい(ぇ)ーだぁあ
後下から前下経由で前上方向へ。
ここの響きは「前」くらいで止まってます。
0:25~
癖の強い歌い方ですが、不思議と歌詞は聴き取りやすいです。
小さい頃から聴いていたので、私の耳が慣れているだけかもしれませんけど……。
いんれかわる
ぶわかりのん
きんもーちんにん
ASKAさんの癖を強調して歌ってみた後で「ん」を抜いてみると、
“大まかな方向性が合っていれば”、似たようなニュアンスになると思います。
0:55~
1:20~
およいー
うぉうぉおおーん
どちらも前くらいまで。
1:38~
hiA#(A#4)から下降。
ミドルボイスが習熟していないと綺麗に出すのが難しいフレーズです。
1:42~
ことばぁーん
ここで薄っすら前上。
1:48~
いよぉおおお
1:51秒あたりで前下を掴んだまま、浅めの前上まで。
最後の一押しみたいな感じで、響きが前側に移行しています。
1:53~
きみ【うぉぅ】
前上⇔前下⇔後下。
2:04~
いつ【もぅ】
前上⇔後下(+後上)。
2:42~
おし【こぉおおお】
前上⇔後下(+後上)。
オ音で後下が強くなって、後側に押し込まれています。
調子の良い(?)時はニャンちゅうでガナるので、たぶんこういう癖なのだと思います。
2:58~
かぁーけてき【たぁ】
ここの外し方好き。
3:07~
声の響きが後側に偏り過ぎています。
4:22~
後下の深くから前下をちょっと掴んで、ねっとりと前上へ。
声がよく響いて、十分パワフルに聴こえるのですが、
裏声系ありきの歌い方なので、前下の深い部分はいつも「空白」です。
その隙間をさりげなく、埋めてくれるのが?
そう、Chageさんの歌声です。
はるかなるときをー
hiC hiC hiC hiB hiA hiB hiC hiC
音域的に仕方がない部分はありますが、
上パートを歌うASKAさんは「後上」に追い詰められてしまいます。
というか、なんでこんな曲を作ったんや……。
0:00~
高音が出せないASKAさん。さもありなん。
明らかに無理めな設定なので、喉の調子に左右されてしまうのだと思います。
4:33~
ASKAさんのパートを気持ち良さそうに歌い上げるchageさん。
この響きは化け物としか言いようがない。メタル歌手だったら世界獲れてる。
はるかなるときをー
hiC hiC hiC hiB hiA hiB hiC hiC
hiC(C5)ってわかります?
Pretenderのキツイ部分ですよ?
世間の評判通り、ASKAさんが天才なことに異論はないのですが、
天才の引き立て役に徹してきた、化け物級の才能にも少しばかり注目して欲しいです。
関連記事:「レッスン記録003:カペルさん」
関連記事:「レッスン記録023:ジョエルさん」
福岡県北九州市のご出身。身長は170cm。
小学時代は野球部、中学時代はサッカー部に所属していたそうです。
シンガーソングライターのASKA(アスカ)さん。
福岡県大野城市のご出身。身長は170cm。
幼少期から剣道に打ち込み、高校時代に三段を所得したそうです。
まずはChageさん。
甘いけど芯の強い歌声。
強いのは前下と後上。
バランスは前下(+前上)⇔後上(+後下)。
0:20~
んもぉくもくと
けむりおぅ
はきぃーだすぅ
わりと癖のある歌い方ですが、
活舌がとても良いので歌詞が聴き取りやすいです。
0:30~
じゃーり
前下が強く入っている。
後下経由で後上に流れているので、
甘い声ですが響きの位置は低めです。
0:55~
バットをぅ【ふるぅ】
前寄りの前下から後上へ。
ちょっと長渕剛さんっぽいかも。
そぅらにつきささる
前下が深くて、強い。
バランス良く拮抗しているけど、
声の甘さと響きのエグさとの乖離に「得体の知れなさ」をヒシヒシと感じます。
1:28~
hiA(A4)連発。
前下が強過ぎて、地声にしか聴こえません。
サングラス外したら怖い顔してたりして。
1:33~
Chageさんが下(前下優位)でASKAさんが上(後下優位)。
お互いの隙間を埋め合うような素晴らしいハーモニー。
2:00~
シャッ!
前下の負荷を後下が分担している感じ。
hiB(B4)と思えないくらい、さりげなく強い。
3:30~
ふり絞るhiAと平然と連発するhiA。
4:28~
あるかない【かぁああ】
hiA。前下⇔それ以外。
ちょっとふざけてる(?)感じなのに、声の太さがおかしい。
ASKAさん。
鼻にかかったパワフルなハスキーボイス。
強いのは後下と前上。
バランスは前上(+前下)⇔後下(+後上)。
0:18~
あおい(ぇ)ーだぁあ
後下から前下経由で前上方向へ。
ここの響きは「前」くらいで止まってます。
0:25~
癖の強い歌い方ですが、不思議と歌詞は聴き取りやすいです。
小さい頃から聴いていたので、私の耳が慣れているだけかもしれませんけど……。
いんれかわる
ぶわかりのん
きんもーちんにん
ASKAさんの癖を強調して歌ってみた後で「ん」を抜いてみると、
“大まかな方向性が合っていれば”、似たようなニュアンスになると思います。
0:55~
1:20~
およいー
うぉうぉおおーん
どちらも前くらいまで。
1:38~
hiA#(A#4)から下降。
ミドルボイスが習熟していないと綺麗に出すのが難しいフレーズです。
1:42~
ことばぁーん
ここで薄っすら前上。
1:48~
いよぉおおお
1:51秒あたりで前下を掴んだまま、浅めの前上まで。
最後の一押しみたいな感じで、響きが前側に移行しています。
1:53~
きみ【うぉぅ】
前上⇔前下⇔後下。
2:04~
いつ【もぅ】
前上⇔後下(+後上)。
2:42~
おし【こぉおおお】
前上⇔後下(+後上)。
オ音で後下が強くなって、後側に押し込まれています。
調子の良い(?)時はニャンちゅうでガナるので、たぶんこういう癖なのだと思います。
2:58~
かぁーけてき【たぁ】
ここの外し方好き。
3:07~
声の響きが後側に偏り過ぎています。
4:22~
後下の深くから前下をちょっと掴んで、ねっとりと前上へ。
声がよく響いて、十分パワフルに聴こえるのですが、
裏声系ありきの歌い方なので、前下の深い部分はいつも「空白」です。
その隙間をさりげなく、埋めてくれるのが?
そう、Chageさんの歌声です。
はるかなるときをー
hiC hiC hiC hiB hiA hiB hiC hiC
音域的に仕方がない部分はありますが、
上パートを歌うASKAさんは「後上」に追い詰められてしまいます。
というか、なんでこんな曲を作ったんや……。
0:00~
高音が出せないASKAさん。さもありなん。
明らかに無理めな設定なので、喉の調子に左右されてしまうのだと思います。
4:33~
ASKAさんのパートを気持ち良さそうに歌い上げるchageさん。
この響きは化け物としか言いようがない。メタル歌手だったら世界獲れてる。
はるかなるときをー
hiC hiC hiC hiB hiA hiB hiC hiC
hiC(C5)ってわかります?
Pretenderのキツイ部分ですよ?
世間の評判通り、ASKAさんが天才なことに異論はないのですが、
天才の引き立て役に徹してきた、化け物級の才能にも少しばかり注目して欲しいです。
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