発声法分析:平井堅
- CATEGORY歌唱法解説(発声法分析)
シンガーソングライターの平井堅さん。
三重県名張市のご出身。身長は183cm。
大学在学中からライブハウス専属の歌手を務めていたそうです。
落ち着いたソフトな歌声。
だけど聴き手を優しく包み込む感じではなくて、
常に傍観者的な、どこか冷めた距離感がある(個人的にはそこが好き)。
強いのは前下と後上。
バランスは前下(+前上)⇔後上(+後下)。
前上の補助は弱め。要所で使うために準備しているイメージ。
0:10~
聴き分け難易度上級です。
一聴すると前上⇔後下に聴こえるかもですが、
ここは前下⇔後上(+後下)の拮抗状態に上側(前上)が足されている。
低めの音域にも関わらず、辛そうな顔で歌っているのはおそらく、
ハイラリンクスの音色を維持するために、発声筋群の稼働率を高めているから。
0:22~
上側を入れるタイミングは、右手の動きと微妙に連動しているっぽいです。
0:30~
ここがわかりやすい。
のにぃー
から前上が強めに入っています。
前下から後上に引っ張った拮抗状態をさらに前上に持ち上げる感じ。
なので“顔がそうなる”。
0:37~
前下優位。
0:43~
ファルセットは後上→後下。
前上を抑え込むというか「大人しくしてろ」みたいな右手のジェスチャー。
0:58~
前上も前も前下も強い状態に聴こえます。
これは裏声じゃなくて、しっかりと伸展した【地声】だと思います。
地声が常に入っているから、ワンフレーズで「あ、平井堅が歌ってる」ってわかるのではないでしょうか。
1:30~
はなれ【てー】
上方向。
1:38~
【し】り
【き】み
前下から前くらいまで持ち上げて、
あ(は)ーいせ【なーい】
前上。
みーてるの
まーもるの
前側が強い。
右手のジェスチャーのように打楽器的な発声。
1:54~
why(ふぁい) why(ふぁい)
後下に負けさせる感じの前上。
個性たっぷりの化け方です。
平井堅さんは地声(前下)が強いんですけど、
ことさらアピールしないっていうか「素人にわかるようには使わない」って感じですかね。
三重県名張市のご出身。身長は183cm。
大学在学中からライブハウス専属の歌手を務めていたそうです。
落ち着いたソフトな歌声。
だけど聴き手を優しく包み込む感じではなくて、
常に傍観者的な、どこか冷めた距離感がある(個人的にはそこが好き)。
強いのは前下と後上。
バランスは前下(+前上)⇔後上(+後下)。
前上の補助は弱め。要所で使うために準備しているイメージ。
0:10~
聴き分け難易度上級です。
一聴すると前上⇔後下に聴こえるかもですが、
ここは前下⇔後上(+後下)の拮抗状態に上側(前上)が足されている。
低めの音域にも関わらず、辛そうな顔で歌っているのはおそらく、
ハイラリンクスの音色を維持するために、発声筋群の稼働率を高めているから。
0:22~
上側を入れるタイミングは、右手の動きと微妙に連動しているっぽいです。
0:30~
ここがわかりやすい。
のにぃー
から前上が強めに入っています。
前下から後上に引っ張った拮抗状態をさらに前上に持ち上げる感じ。
なので“顔がそうなる”。
0:37~
前下優位。
0:43~
ファルセットは後上→後下。
前上を抑え込むというか「大人しくしてろ」みたいな右手のジェスチャー。
0:58~
前上も前も前下も強い状態に聴こえます。
これは裏声じゃなくて、しっかりと伸展した【地声】だと思います。
地声が常に入っているから、ワンフレーズで「あ、平井堅が歌ってる」ってわかるのではないでしょうか。
1:30~
はなれ【てー】
上方向。
1:38~
【し】り
【き】み
前下から前くらいまで持ち上げて、
あ(は)ーいせ【なーい】
前上。
みーてるの
まーもるの
前側が強い。
右手のジェスチャーのように打楽器的な発声。
1:54~
why(ふぁい) why(ふぁい)
後下に負けさせる感じの前上。
個性たっぷりの化け方です。
平井堅さんは地声(前下)が強いんですけど、
ことさらアピールしないっていうか「素人にわかるようには使わない」って感じですかね。