レッスン記録010:SSさん
- CATEGORYレッスン記録
レッスン受講者はSSさん。身長は170cm。
弊ブログは弟さんが先に見つけたそうです。
好きな歌手
斎藤宏介さん
大森元貴さん
藤原基央さん
ボイトレの目標
歌声に「深さ」が欲しい
今回の希望内容
練習の方向性が合っているかを確かめたい
UNISON SQUARE GARDEN/Catch up, latency(SSさん)
前後には伸展できているが、ちょっと上下の幅が狭い印象です。
下側の要素が増えてくれば、深さ(説得力?)を感じられるようになるかもしれません。
それでは四方向の確認。
前下……方向は合っているが、浅い。
前上……良い。
後上……詰まっている。前上と混同の恐れ。
後下……詰まっている。前上と混同の恐れ。
ミドル系とヘッド系の拮抗・伸展チェックは良好。
以前はブレイクしていたそうなので、換声点は自力で克服したものと思われます。
ユニゾンもミセスも原曲キーで歌えるそうですが、
SSさんが求める「深さ」を手に入れるにはミスマッチだということで、
米津玄師/Lemon(後下意識)
※門外不出の部分は440Hzのトーンでマスクしています。
0:06~
前上でくっきりさせる。
0:30~
前上と後下の拮抗。
1:10~
後下への踏み込み方。
1:47~
力強く踏めてて、良い感じです。
2:15~
あ【なぁーた】
ミドル(前⇔後)で出してるタイプ。
きちんと裏返して、前上(+前下)と後上の分離を試みます。
2:50~
惜しい。前下が頑張ってる(居残ってる)。
3:40~
前上強調。
4:00~
暗めの声を意識。
4:35~
後下をしっかり使えています。
4:50~
前下(張り下げ)もしっかり。
ファルセットへの切り替えも良し。
混同(癒着)が解れつつあり、上下の幅が広がっています。
冒頭の歌い方とは、印象がかなり変わっていると思います。
UNISON SQUARE GARDEN/シュガーソングとビターステップ(口先や鼻上を意識)
0:00~
後側(後上)が強めに入ってます。
0:11~
もっと前側(口先)に集中。
SSさんにとっては喉を閉じる(≠締める)感覚に近いかもしれません。
1:00~
前側には集中できていますが、ここではもう少し後上に頼らないと音が抜けません。
単方向は意識できても、同時に使うとなると難易度が跳ね上がります。
1:20~
ここも後上が必要。
1:50~
前下⇔後上のバランスが取れてきました。
2:00~
しゃべ【らぁ】
ここはもうちょっと前下を意識。
あっちいったりこっちいったり、忙しいとは思いますが、
感覚が馴染むまでの辛抱です。
2:20~
下側を強めに入れたまま、ハイトーンに挑みます。
本来、ここまで強く歌う必要はありません。
意識する方向の明確化と筋トレが主な目的です。
3:02
後上と前上が混同してきたので、前上の位置を確認・調整。
サビ前の難所もかなり地声寄りで発声できています。
UNISON SQUARE GARDEN/シュガーソングとビターステップ(発声筋群の使い分け)
0:00~
基本は前側に集中。
0:30~
つづーけ【よぉ】
ここは後下に引き込む。
0:58~
前上強めでくっきり。
1:44~
前下強めでがっちり。
1:50~
前下を適度に入れる。
実際のレッスンではこの音源の3倍以上ハイトーンで歌い続けています。
何がすごいって「弱音を吐かない」のがすごい。
高音耐性は上級者レベルだと思います。
2:13~
歌い分けのデモンストレーション。
後上 → 前上 → 前
SSさんは前(原曲に近い)が好みだそうなので、
発声感覚が曖昧になったときに聴き返してみてください。
Mrs. GREEN APPLE/インフェルノ(前上と後上の分離)
0:00~
や【みぃ】
【ぬ】くもり
どちらも前上を意識。
0:35~
サビ。ここからが本題。
わかりやすいように普段の歌い方を聴かせてもらっています。
SSさん「裏返るところが難しい」
0:45~
裏技的な“コツ”を伝授しているので、
上手く行けば短い時間で声が変わります。
1:40~
効果覿面。
ファルセットへの移行が徐々にスムーズになっています。
2:34~
素晴らしい。
2:47~
お見事!
福山雅治/HELLO(深い声を意識)
0:00~
福山さんご本人は意外と軽く歌っているので、
福山さんのモノマネをする人のモノマネを意識。
0:22~
さらに誇張しても、十分対応できているので、
SSさんの好み的にも「深い声」はあまり追求しなくても良いような気がします。
勘が鋭いし、スタミナも申し分なし。
いくつかの“コツ”を失わない限り、
発声感覚はどんどん磨かれていく……はず!
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弊ブログは弟さんが先に見つけたそうです。
好きな歌手
斎藤宏介さん
大森元貴さん
藤原基央さん
ボイトレの目標
歌声に「深さ」が欲しい
今回の希望内容
練習の方向性が合っているかを確かめたい
前後には伸展できているが、ちょっと上下の幅が狭い印象です。
下側の要素が増えてくれば、深さ(説得力?)を感じられるようになるかもしれません。
それでは四方向の確認。
前下……方向は合っているが、浅い。
前上……良い。
後上……詰まっている。前上と混同の恐れ。
後下……詰まっている。前上と混同の恐れ。
ミドル系とヘッド系の拮抗・伸展チェックは良好。
以前はブレイクしていたそうなので、換声点は自力で克服したものと思われます。
ユニゾンもミセスも原曲キーで歌えるそうですが、
SSさんが求める「深さ」を手に入れるにはミスマッチだということで、
米津玄師/Lemon(後下意識)
※門外不出の部分は440Hzのトーンでマスクしています。
0:06~
前上でくっきりさせる。
0:30~
前上と後下の拮抗。
1:10~
後下への踏み込み方。
1:47~
力強く踏めてて、良い感じです。
2:15~
あ【なぁーた】
ミドル(前⇔後)で出してるタイプ。
きちんと裏返して、前上(+前下)と後上の分離を試みます。
2:50~
惜しい。前下が頑張ってる(居残ってる)。
3:40~
前上強調。
4:00~
暗めの声を意識。
4:35~
後下をしっかり使えています。
4:50~
前下(張り下げ)もしっかり。
ファルセットへの切り替えも良し。
混同(癒着)が解れつつあり、上下の幅が広がっています。
冒頭の歌い方とは、印象がかなり変わっていると思います。
UNISON SQUARE GARDEN/シュガーソングとビターステップ(口先や鼻上を意識)
0:00~
後側(後上)が強めに入ってます。
0:11~
もっと前側(口先)に集中。
SSさんにとっては喉を閉じる(≠締める)感覚に近いかもしれません。
1:00~
前側には集中できていますが、ここではもう少し後上に頼らないと音が抜けません。
単方向は意識できても、同時に使うとなると難易度が跳ね上がります。
1:20~
ここも後上が必要。
1:50~
前下⇔後上のバランスが取れてきました。
2:00~
しゃべ【らぁ】
ここはもうちょっと前下を意識。
あっちいったりこっちいったり、忙しいとは思いますが、
感覚が馴染むまでの辛抱です。
2:20~
下側を強めに入れたまま、ハイトーンに挑みます。
本来、ここまで強く歌う必要はありません。
意識する方向の明確化と筋トレが主な目的です。
3:02
後上と前上が混同してきたので、前上の位置を確認・調整。
サビ前の難所もかなり地声寄りで発声できています。
UNISON SQUARE GARDEN/シュガーソングとビターステップ(発声筋群の使い分け)
0:00~
基本は前側に集中。
0:30~
つづーけ【よぉ】
ここは後下に引き込む。
0:58~
前上強めでくっきり。
1:44~
前下強めでがっちり。
1:50~
前下を適度に入れる。
実際のレッスンではこの音源の3倍以上ハイトーンで歌い続けています。
何がすごいって「弱音を吐かない」のがすごい。
高音耐性は上級者レベルだと思います。
2:13~
歌い分けのデモンストレーション。
後上 → 前上 → 前
SSさんは前(原曲に近い)が好みだそうなので、
発声感覚が曖昧になったときに聴き返してみてください。
Mrs. GREEN APPLE/インフェルノ(前上と後上の分離)
0:00~
や【みぃ】
【ぬ】くもり
どちらも前上を意識。
0:35~
サビ。ここからが本題。
わかりやすいように普段の歌い方を聴かせてもらっています。
SSさん「裏返るところが難しい」
0:45~
裏技的な“コツ”を伝授しているので、
上手く行けば短い時間で声が変わります。
1:40~
効果覿面。
ファルセットへの移行が徐々にスムーズになっています。
2:34~
素晴らしい。
2:47~
お見事!
福山雅治/HELLO(深い声を意識)
0:00~
福山さんご本人は意外と軽く歌っているので、
福山さんのモノマネをする人のモノマネを意識。
0:22~
さらに誇張しても、十分対応できているので、
SSさんの好み的にも「深い声」はあまり追求しなくても良いような気がします。
勘が鋭いし、スタミナも申し分なし。
いくつかの“コツ”を失わない限り、
発声感覚はどんどん磨かれていく……はず!
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