レッスン記録:SSさん(初回)

レッスン受講者はSSさん。身長は170cm。

弊ブログは弟さんが先に見つけたそうです。

好きな歌手

斎藤宏介さん
大森元貴さん
藤原基央さん

ボイトレの目標

歌声に「深さ」が欲しい

今回の希望内容

練習の方向性が合っているかを確かめたい
UNISON SQUARE GARDEN/Catch up, latency(SSさん)



前後には伸展できているが、ちょっと上下の幅が狭い印象です。
下側の要素が増えてくれば、深さ(説得力?)を感じられるようになるかもしれません。

それでは四方向の確認。

前下……方向は合っているが、浅い。
前上……良い。
後上……詰まっている。前上と混同の恐れ。
後下……詰まっている。前上と混同の恐れ。

ミドル系とヘッド系の拮抗・伸展チェックは良好。
以前はブレイクしていたそうなので、換声点は自力で克服したものと思われます。

ユニゾンもミセスも原曲キーで歌えるそうですが、
SSさんが求める「深さ」を手に入れるにはミスマッチだということで、

米津玄師/Lemon(後下意識)



※門外不出の部分は440Hzのトーンでマスクしています。

0:06~

前上でくっきりさせる。

0:30~

前上と後下の拮抗。

1:10~

後下への踏み込み方。

1:47~

力強く踏めてて、良い感じです。

2:15~

あ【なぁーた】

ミドル(前⇔後)で出してるタイプ。
きちんと裏返して、前上(+前下)と後上の分離を試みます。

2:50~

惜しい。前下が頑張ってる(居残ってる)。

3:40~

前上強調。

4:00~

暗めの声を意識。

4:35~

後下をしっかり使えています。

4:50~

前下(張り下げ)もしっかり。
ファルセットへの切り替えも良し。

混同(癒着)が解れつつあり、上下の幅が広がっています。
冒頭の歌い方とは、印象がかなり変わっていると思います。

UNISON SQUARE GARDEN/シュガーソングとビターステップ(口先や鼻上を意識)



0:00~

後側(後上)が強めに入ってます。

0:11~

もっと前側(口先)に集中。
SSさんにとっては喉を閉じる(≠締める)感覚に近いかもしれません。

1:00~

前側には集中できていますが、ここではもう少し後上に頼らないと音が抜けません。
単方向は意識できても、同時に使うとなると難易度が跳ね上がります。

1:20~

ここも後上が必要。

1:50~

前下⇔後上のバランスが取れてきました。


2:00~

しゃべ【らぁ】

ここはもうちょっと前下を意識。
あっちいったりこっちいったり、忙しいとは思いますが、
感覚が馴染むまでの辛抱です。

2:20~

下側を強めに入れたまま、ハイトーンに挑みます。
本来、ここまで強く歌う必要はありません。
意識する方向の明確化と筋トレが主な目的です。

3:02

後上と前上が混同してきたので、前上の位置を確認・調整。
サビ前の難所もかなり地声寄りで発声できています。

UNISON SQUARE GARDEN/シュガーソングとビターステップ(発声筋群の使い分け)



0:00~

基本は前側に集中。

0:30~

つづーけ【よぉ】

ここは後下に引き込む。

0:58~

前上強めでくっきり。

1:44~

前下強めでがっちり。

1:50~

前下を適度に入れる。

実際のレッスンではこの音源の3倍以上ハイトーンで歌い続けています。
何がすごいって「弱音を吐かない」のがすごい。
高音耐性は上級者レベルだと思います。

2:13~

歌い分けのデモンストレーション。

後上 → 前上 → 前

SSさんは前(原曲に近い)が好みだそうなので、
発声感覚が曖昧になったときに聴き返してみてください。

Mrs. GREEN APPLE/インフェルノ(前上と後上の分離)



0:00~

や【みぃ】
【ぬ】くもり

どちらも前上を意識。

0:35~

サビ。ここからが本題。
わかりやすいように普段の歌い方を聴かせてもらっています。

SSさん「裏返るところが難しい」

0:45~

裏技的な“コツ”を伝授しているので、
上手く行けば短い時間で声が変わります。

1:40~

効果覿面。
ファルセットへの移行が徐々にスムーズになっています。

2:34~

素晴らしい。

2:47~

お見事!

福山雅治/HELLO(深い声を意識)



0:00~

福山さんご本人は意外と軽く歌っているので、
福山さんのモノマネをする人のモノマネを意識。

0:22~

さらに誇張しても、十分対応できているので、
SSさんの好み的にも「深い声」はあまり追求しなくても良いような気がします。


勘が鋭いし、スタミナも申し分なし。
いくつかの“コツ”を失わない限り、
発声感覚はどんどん磨かれていく……はず!

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