レッスン記録:タカハシさん(初回)

レッスン受講者はタカハシさん。身長は170cm。

読者歴半年以上。四筋確認用音源ご購入済み。
低めの曲を探していたら、古いアニソンや昭和歌謡に詳しくなったそうです。

好きな歌手

藤巻亮太さん
福山雅治さん
平沢進さん
大石昌良さん
THE ALFEEさん
AKINOさん
ClariSさん
angelaさん

ボイトレの目標

好きな曲を歌いたい
高い声を出したい

今回の希望内容

基礎からしっかりやりたい
段取り間違えて、
先に四方向の確認をやっちゃいました。

前下……問題なし。
前上……やや重い。
後上……やや詰まっている。
後下……引っかかる(前上の一部が混同している可能性)。

後下の引っかかりはノイズで現れるので、
その音を避けていけば徐々にクリアになっていくと思います。
ミドル系とヘッド系の拮抗・伸展チェックは問題なし。

・数年前まで裏声が出せなかった
・youtubeのボイトレ動画(鼻に響かせる系)は参考にならなかった
・鼻声っぽい歌声はあまり好きではない(避けてきた)

尾崎紀世彦/また逢う日まで(タカハシさん)



ドアをしーめー【てぇー】

mid2C#(C#4)。

適度に明るくてどっしりとした歌声。
後下優位のバランスで前上(+前下)と釣り合っています。
タカハシさん的には「アカペラで歌うのに緊張しすぎて前下や後下を意識できなかった」とのこと。

下側の意識が強すぎて高音が出ないパターンかもしれません。


尾崎紀世彦/また逢う日まで その1



※門外不出の部分は440Hzのトーンでマスクしています。

0:00~

伸展練習。

0:18~

私の声の低音成分を引きずられて、
目標音高が下がっているみたいです。

0:30~

お、ちょっと上に上がりそうな雰囲気。

タカハシさん「上にすっ飛んで行ったような気がするんですけど……」

大丈夫。
全然下にいます。地下室に立てこもっています。
もっと上(前上)へ。もっと軽く。

0:40~

【しぃー】

mid2D#(D#4)。

まだまだ伸びしろはたっぷり。

0:56~

mid2E(E#4)。

1:08~

mid2F#(F#4)。
原曲キーに到達。

試しに私が原曲キーで歌うと……。

1:17~

mid2D(D4)。

声よりも響きを聴いている。
耳が良すぎる弊害(?)とも言えます。

1:35~

mid2F(F4)。

良い感じに引っ張れています。

頑張って伸展した声+自分の歌いやすい音域



冒頭の歌声とくっつけると変化がわかりやすいと思います。
歌詞を間違えた人みたいになっててちょっと面白いですね。

歌い方が馴染んでくれば“耳”も一緒に持ち上がるケースがほとんどなので、
伸展感覚を養うことに集中していきます。

尾崎紀世彦/また逢う日まで その2



1:17~

mid2F#(F#4)。

タカハシさん「鼻の奥が響いた」

その感覚を忘れずに。

1:22~

もっと優しく。もっと軽く。もっと鼻へ。
直前で抑えているからこそ、強さ(重さ)が際立つ。

下側を「ここぞ」の場面で使う練習。

1:50~

素晴らしい!

けど、
若いもんがF#程度で満足してちゃいかんってことで。

レミオロメン/粉雪



0:00~

上(前上)の方を意識して軽く歌ってみる。
適度に重さも残っていて、良い声だと思います。

0:39~

こなぁー

mid2F。
あと4つを詰めていきます。

0:54~

mid2F#。

1:19~

mid2G。

1:22~

hiBをhiAだと思わせる作戦……。

失敗。

後側の正位置を確認・調整して、裏声の要素を多めにして、
いわゆる裏声アプローチを試みると、

1:33~

hiA# → hiB

いきなり出た。
音色は気に入らないかもしれないけど、素性は悪くないので、
今までとの「中間」を狙っていけば良い声になっていくはず……?

1:46~

あ、これはちょっちヤバいかも……。
高い音は出るようにはなったけど……。

地声で頑張ってきた人には禁断のスパイス。

これが裏声アプローチの罠!

耳を澄まして聴いてみてください。

1:48~

あ……え?

みたいな私の戸惑いが録音されています。

2:04~

「もうちょっと下側を意識した方がいいかなぁ?」

みたいな感じで、さりげなく地声アプローチに戻りました。

2:18~

一か八か。
hiCをhiAだと思わせる作戦……。

お!
hiAまで届いてるし、前下も残ってる。
途中ヒヤリとしましたが、裏声アプローチを経て結果オーライです。

2:26~

Gまでならしっかり出せてます。
前下掴んで前上へ、くらいの意識が合ってるっぽいです。

2:46~

hiA!

すごい!

けど、

タカハシさん「こんなに上擦っちゃっていいのかな?」

短時間で半オクターブ以上も音域が上がっているので、上擦って聴こえるのは当然です。
初めから良い感じの声は出ない、初回でこれは上出来、みたいな話をしたのですが……。

2:50~

自分で試行錯誤して、納得のいく声を探している。
その心意気や良し。

タカハシさん「嘘みたいに高い声が出ます!」

嘘みたいに出るようになった声は、
嘘みたいに出なくもなるんですよ。

いつもの私ならそう警告したはずなのですが……。
虚無感のような好奇心のような、少しの気まぐれが、
まさか、あんな事態を引き起こしてしまうだなんて、
当時の私には知る由もなく……。

タカハシさんの第2回レッスン記録に乞うご期待!

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