発声法分析:赤ティン

歌い手の赤ティンさん。
岩手県のご出身。身長は168cm。
釣りがご趣味だそうです。



ややハスキーで中性的な歌声。

強いのは後上と後下。
バランスは前上⇔後下(+後上)。

0:00~

前上⇔後下+後上(優位)。

根っこにあるのは後下だと思うのですが、
響きは後上に集まっています。

0:33~

後上由来のダミ声。

0:38~

後下優位で綺麗に拮抗していますが、
声帯を酷使してきた人特有(?)のエッジが聴こえます。
ブルージーな雰囲気が出てて、個人的には“味”に感じますけど。

1:18~

hiG#(G#5)。

上側の響きがよく出ていますが、
伸展は後下(下寄り)に踏み込んでいるように聴こえます。

1:30~

こういう感じの声って後上に偏っているように聴こえるかもですけど、
前上⇔後下を持ち上げている「後上」が結果的に目立っているということをお忘れなく。

2:38~

後上寄りの上。

2:56~

ほぼ上。
マイルドな小梅大夫。

3:17~

高い!

ってその声が高い。
高音ボイス歌い手あるある。

3:22~

前上⇔後下(+上)。

この不思議な音程感は、後上の微妙なズレが原因かな?

5:00~

前上⇔後下(+後上)。

5:43~

前上⇔下(+後下)。

6:28~

前上(優位)⇔後下(+後上)。
少年っぽい歌声。

7:34~

前上⇔後下⇔後上。

前上を最低限保ったまま、たっぷりと後側に伸展させている感じ。
ビブラートが艶っぽくて良いですね。
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