発声法分析:デイヴィッド・ドレイマン(Disturbed)

Disturbedのボーカル、デイヴィッド・ドレイマン(David Draiman)。
アメリカ合衆国はシカゴの出身。身長は169cm。
大学卒業後に、医療施設で働いていたそうです。



重厚な歌声と、パーカッシブな発声法が特徴的です。

強いのは前上と前下と後下と後上。
バランスは前上(+前下)⇔後下(+後上)。

1:05~

いきなり超難関フレーズ。
絶妙なコントロールが求められます。

オ゛ゥ

後上から前下に引っ張って、真ん中くらいで途切れる。

ワ゛ア゛ア゛ア゛ッ!

前上から後下に引っ張る(音が流れる)途中に、
それぞれ違う場所で“きっちり”四回鳴らします。

力技では押し切れません。
適当に真似したら簡単に喉を痛めます。

1:20~

オ゛ッ オ゛ッ

前下やや強め。

1:30~

前上(+前下)⇔後下(+後上)。

前下の補助がかなり強いので、
ゆるやかに張り下げているようにも聴こえます。

1:48~

全体的に歪み成分は前側由来。

2:06~

イ゛ェ゛ー(ン)メェエエエ゛ーイ

前上+前+前下⇔後上(+後)

すげえ響き。

2:11~

ゲタッカモゲッ 前上
ダンウィザ   前
シックネス   前下

前上→前→前下 とシームレスに移行する感じ。
バランスの変化が激しいぶん、声質の変化もわかりやすいですね。

4:00~

前下優位。

4:20~

ダー(イ)!

上側(前上+後上)にちょっと任せるだけでhiF(F5)。

4:37~

ダー(イ)!

前下(+前)⇔後上(+後下)。

ここもhiF。
なんちゅう出し方や。

4:48~

ワ゛ア゛ア゛ア゛ッ!

前上付近に四発集中。
これは喉が痛い。

この後は急に声が若く(軽く)なっているので、
少しの間大事を取っているのかもしれません。
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