発声法分析:山下達郎

シンガーソングライターの山下達郎さん。
東京都のご出身。身長は165cmくらい(?)。
ブライアン・ウィルソンとビーチ・ボーイズに影響を受けているそうです。



強く深く、センテンスを刻み付けるような……。
おしゃれな曲調とはミスマッチなようで、
絶妙にマッチしているハイテンションな歌声。

強いのは後下と前上。
バランスは前上(+前)⇔後下(+後上)。
あるいは、後下(優位)⇔それ以外。

とにかく後下が深くて強いので、
後下基点で発声できない限り、山下さんに寄せていくのは難しいと思います。

0:38~

なぁなつ【のぉっ】
うぅみか【らぁっ】
めえがみたちぃ【のぉっ】

少し投げやりな印象の語尾処理。
山下さんの歌い方で特徴的な部分です

これは後下由来の癖なんですけど……。
分析してもあまり意味ないというか(今回に限った話ではないけど)。
強靭な後下が備わってるならば「耳コピ」で寄せられるはずです。

ヒントになるかもしれないイメージ。

強くて固めのゴムを力づくて引き伸ばして、
手を離した瞬間に「バチン!」って後下に戻る感じ。
引き伸ばす方向は前だったり前上だったり上だったりです。

1:06~

ファルセットは後上が強めに入ってますが、
後下も依然強いままなので声の響きは「後」くらいですね。

1:43~

ファルセットが濁っている。
後下が主導権を渡さないことが原因だと思います。

2:15~

ここのファルセットは後上がしっかりと入っています。

【お゛】んなだと

後下に戻るのが少し早いというか、
戻る途中で微妙に喉が締まっています。
ここは「お」を後付近で処理するとスムーズに歌えるはずです。

3:00~

前上⇔後下⇔後上。
後下から6(前上):4(後上)で伸びていく感じ。

音色を維持したまま、hiB(B4)くらいまで出てるかな?
ワンフェイクで底知れない発声力の一端がうかがえます。
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