レッスン記録013:O.K.さん
- CATEGORYレッスン記録
レッスン受講者はO.K.さん。身長は171cm。
読者歴二年以上。四筋確認音源ご購入済み。
好きな歌手
奥田民生さん
遠藤正明さん
宮本浩次さん
黒田俊介さん
大橋彩香さん
相羽あいなさん
ボイトレの目標
歌が上手くなりたい
今回の希望内容
練習の方向性が合っているかを確かめたい
関連記事:「レッスン記録004:O.K.さん」
奥田民生/さすらい(O.K.さん)
大学の試験等であまり練習ができなかったそうなのですが……。
それを差し引いても、下側が重いです。
四方向の確認。
前下……ほぼ下。
前上……問題なし。
後上……浅い。
後下……浅い。
喉の使い方が全体的に小さくなっている。
特に前下が殻に閉じこもっている状態でしたが、
調整で後側が深くなるにつれ、徐々に前下も活性化してきました。
しかし、
奥田民生/さすらい その2
うーん……。もっさり。
歌うと「下」が幅を利かせてくる。
初回レッスン後の経緯を推察すると、
前上意識 → 後上混同 → 後上忌避 → 下側依存
前上(声の明るさ)を保ったまま、後下と強く拮抗できれば良いのですが、
現状は後下と一緒に下が入るものだから、前上をしっかり使えない。
THE BLUE HEARTS/情熱の薔薇 その1
正しいチェストボイスの悪い例。
これだと「後上」の練習にしかならないです。
前下に偽装した後上(+下)を聴き分けるのは、発声感覚が育っていないと難しいので、
チェスト練の最低音はmid1D~Cを下回らないようにしましょう。
キーを上げてチェスト練習に入ります。
THE BLUE HEARTS/情熱の薔薇 その2
※門外不出の部分は440Hzのトーンでマスクしています。
0:06~
0:25~
後上。
0:38~
0:48~
【で】だけちょっと前下が入ってます。
そこから引かずに、前へ踏み込むべし。
1:00~
前下が入っています。
声圧の変化が大きいので、分かりやすいと思います。
O.K.さん「こっちの方が断然疲れます」
そっちで正解です!
喉の使い方(消費エネルギー)が小さくなると、四方向の奥まで刺激が届かなくなりがちです。
発声感覚が曖昧なうちは、チェスト練習≒筋トレくらいの気持ちで取り組んでみてください。
SIAM SHADE/1/3の純情な感情
歌声をより明るく鋭く、
前上付近を集中して使う練習。
0:20~
ポジションが上がってきましたが、
まだまだ前上へ踏み込めます。
0:32~
良い感じ。
0:42~
さらに鋭く、独りよがりに、
純情な感情を空回りさせましょう。
1:11~
プレーン → ナルシス
ナルシスティックな要素を上手く調節できるようになると、
前上(+後下)の扱い方が繊細かつ明確になっていきます。
1:25~
自分的には恥ずかしくなるほどカッコつけてみても、
聴き直してみると1/3くらいしか伝わっていなかったりします。
ディバイディングドライバー!
レッスンのオマケ的音源。
hiA → hiA# → hiC と音が上がっていきます。
喉の調子を見ながら挑戦してみてください。
遠藤正明/爆竜戦隊アバレンジャー
前上優位のまま、軽くソフトに歌う練習。
同じ曲を力強く歌った後なので、力加減が難しいと思います。
上手く行かない。コントロールできない。
苦手な部分こそ、重要な伸びしろです。
奥田民生/さすらい その3
色々とやっているうちに、
感覚が細かく(鋭く)なってきたらしく、
0:19~
無自覚で声量が上がっている。
発声現象としては前下が強く使えているのですが、
バランスが変化している分、O.K.さん的には違和感があるみたいです。
0:45~
hiA(A4)までなら、ほとんど地声の強さで出せています。
0:58~
前下が踏ん張り切れずに裏に負け。
1:24~
下がちょっと入りすぎ。
1:42~
おや?
1:49~
良し。まぐれじゃない。
四方向がバランス良く拮抗できています。
2:15~
惜しい。
あとは力みが取れれば、という感じ(それが難しいんだけど)。
この発声感覚をなるべくキープしておいて欲しいです。
関連記事:「個人レッスン」
関連記事:「グループレッスン」
読者歴二年以上。四筋確認音源ご購入済み。
好きな歌手
奥田民生さん
遠藤正明さん
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大橋彩香さん
相羽あいなさん
ボイトレの目標
歌が上手くなりたい
今回の希望内容
練習の方向性が合っているかを確かめたい
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大学の試験等であまり練習ができなかったそうなのですが……。
それを差し引いても、下側が重いです。
四方向の確認。
前下……ほぼ下。
前上……問題なし。
後上……浅い。
後下……浅い。
喉の使い方が全体的に小さくなっている。
特に前下が殻に閉じこもっている状態でしたが、
調整で後側が深くなるにつれ、徐々に前下も活性化してきました。
しかし、
奥田民生/さすらい その2
うーん……。もっさり。
歌うと「下」が幅を利かせてくる。
初回レッスン後の経緯を推察すると、
前上意識 → 後上混同 → 後上忌避 → 下側依存
前上(声の明るさ)を保ったまま、後下と強く拮抗できれば良いのですが、
現状は後下と一緒に下が入るものだから、前上をしっかり使えない。
THE BLUE HEARTS/情熱の薔薇 その1
正しいチェストボイスの悪い例。
これだと「後上」の練習にしかならないです。
前下に偽装した後上(+下)を聴き分けるのは、発声感覚が育っていないと難しいので、
チェスト練の最低音はmid1D~Cを下回らないようにしましょう。
キーを上げてチェスト練習に入ります。
THE BLUE HEARTS/情熱の薔薇 その2
※門外不出の部分は440Hzのトーンでマスクしています。
0:06~
0:25~
後上。
0:38~
0:48~
【で】だけちょっと前下が入ってます。
そこから引かずに、前へ踏み込むべし。
1:00~
前下が入っています。
声圧の変化が大きいので、分かりやすいと思います。
O.K.さん「こっちの方が断然疲れます」
そっちで正解です!
喉の使い方(消費エネルギー)が小さくなると、四方向の奥まで刺激が届かなくなりがちです。
発声感覚が曖昧なうちは、チェスト練習≒筋トレくらいの気持ちで取り組んでみてください。
SIAM SHADE/1/3の純情な感情
歌声をより明るく鋭く、
前上付近を集中して使う練習。
0:20~
ポジションが上がってきましたが、
まだまだ前上へ踏み込めます。
0:32~
良い感じ。
0:42~
さらに鋭く、独りよがりに、
純情な感情を空回りさせましょう。
1:11~
プレーン → ナルシス
ナルシスティックな要素を上手く調節できるようになると、
前上(+後下)の扱い方が繊細かつ明確になっていきます。
1:25~
自分的には恥ずかしくなるほどカッコつけてみても、
聴き直してみると1/3くらいしか伝わっていなかったりします。
ディバイディングドライバー!
レッスンのオマケ的音源。
hiA → hiA# → hiC と音が上がっていきます。
喉の調子を見ながら挑戦してみてください。
遠藤正明/爆竜戦隊アバレンジャー
前上優位のまま、軽くソフトに歌う練習。
同じ曲を力強く歌った後なので、力加減が難しいと思います。
上手く行かない。コントロールできない。
苦手な部分こそ、重要な伸びしろです。
奥田民生/さすらい その3
色々とやっているうちに、
感覚が細かく(鋭く)なってきたらしく、
0:19~
無自覚で声量が上がっている。
発声現象としては前下が強く使えているのですが、
バランスが変化している分、O.K.さん的には違和感があるみたいです。
0:45~
hiA(A4)までなら、ほとんど地声の強さで出せています。
0:58~
前下が踏ん張り切れずに裏に負け。
1:24~
下がちょっと入りすぎ。
1:42~
おや?
1:49~
良し。まぐれじゃない。
四方向がバランス良く拮抗できています。
2:15~
惜しい。
あとは力みが取れれば、という感じ(それが難しいんだけど)。
この発声感覚をなるべくキープしておいて欲しいです。
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