発声法分析:マリリン・マンソン(閲覧注意)

マリリン・マンソンのリードボーカル、マリリン・マンソン(Marilyn Manson)。
オハイオ州カントンの出身。身長は185cm。
大学ではジャーナリズムと劇文学を専攻していたそうです。



呼吸器や喉で増幅された、狂気と殺意。

強いのは前下と後上。
バランスは前下(+前)⇔後上(+後下)。

1:00~

響きは前下から後上へ。ほとんど地声に聴こえるデスボイス。
力任せに叫んでいるようだけど、声帯は過不足なく伸展しています。

脇腹が赤いですね。
カラムーチョの粉かな?

1:38~

前下(+前)⇔後(+後下)。

1:48~

ここのファルセット(?)は後上。
茶化してるみたいな歌い方だけど再現難易度は高い。

2:00~

ここは後っぽい。
着信音みたいなチリメンビブラートがかかっています。

2:03~

音程感のなさはデスボイス。声の響きはほぼ地声。
月並みだけど、喉の中に歪みエフェクターが搭載されているイメージ。

音色を真似ると裏声に寄る。
響きを真似ると地声に寄る。
音色と響きを同時に真似ると喉を痛める。
そんな感じの絶妙なバランス。

2:18~

前下(+上)⇔後上(+後下)。

どこか余裕の感じられる絶叫。
たぶん神経回路が常人とは違ってる。

3:23~

ポー

で前下が下にずれてる。
ここだけ普通のデスボイスっぽい響き。

3:42~

前上⇔後下。
後下優位のささやき声。

3:52~

適度に休憩入れてるので、
やっぱり喉にはそこそこ負担があるのだと思います。
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