発声法分析:スティーヴン・タイラー(Aerosmith)

エアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラー(Steven Tyler)。
ニューヨークの出身。身長は177cm。
ドイツ人とチェロキー族の血筋だそうです。



※音量注意。

エモーショナルでヒステリックなハスキーボイス。

強いのは前上と後下。
バランスは前上(+前)⇔後下(+後上)。

1:10~

喉を締めつつ、後上に抜いてる。

1:18~

前上と前を強めた、強烈なエッジ感。
ちびまる子ちゃんで言うと山田くん(全盛期)に近いバランス。

1:28~

前上(+前)⇔後下。

後下優位で力強く拮抗しています。

1:55~

比較的暗い音色。
真ん中を固めつつ、下や後上に引いている。

2:12~

後下(+後上)へ引っ張る。

2:16~

前上(+前+真ん中)⇔後下。

3:23~

前上⇔真ん中⇔下。

ハスキーボイスとコントラストをつけるため、
真ん中付近を固めて伸展を限定している感じ。

3:53~

hiG#(G#5)

前上⇔後下⇔後上。

やや後下優位でしっかりと伸展。
真ん中が綺麗な空白になっています。

喉を詰めた声(閉塞) → ハイトーンシャウト(開放)

数十秒の間にも、カタルシスがありますね。
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