レッスン記録:シスイさん(初回)

レッスン受講者はシスイさん。身長は166cm。
読者歴は一カ月程度ですが、ヒトカラ歴は長いそうです。

好きな歌手

遠藤正明さん
稲葉浩志さん
TERUさん

レッスンの希望内容

方向性の確認
高音を出したい
B'z/恋心(シスイさん)



喉声……じゃないです。
真ん中(後下寄り)から多方向に少しずつ伸展しているタイプ。

発声筋群を満遍なく使っていることで音色が限定されているので、
好みの声質に寄せていくには、使い方を偏らせていく必要があるでしょう。

四方向の確認。

前下……良い。強い。
前上……良い。
後上……引っかかることがある。前上との混同。
後下……良い。

後上が少し苦手というのは基礎固めの段階だと若干有利。
ミドル系とヘッド系の拮抗チェックも良好。

好きな歌手だとTERUさんが一番近いので、
チェスト系の練習はHOWEVERが良さそうです。

シスイさん「HOWEVERは絶対無理です」

キーを下げるから大丈夫です。

GLAY/HOWEVER その1



※門外不出の部分は440Hzのトーンでマスクしています。

0:00~

前下強め。特に問題なし。
試しにキーを上げると?

0:19~

上⇔下へ満遍なく引き伸ばしている。
前下は一応残っているんだけど、前下要素が薄い。

0:29~

前下消滅。

レッスン中は指摘しませんでしたが、
この歌い方には喉声ミックス化の危険があります。

微調整しつつ、

1:04~

前下⇔後上がキープできています。

シスイさん「今まで出てない感じの声です」

その声をベースに、前上要素(ナルシス)を足していきます。

1:27~

いきなり良い感じ。

シスイさん「良い感じです!」

GLAY/HOWEVER その2



0:00~

mid2G(G4)を普通に連発してます。

シスイさん「え……すごい」

0:44~

もっと前下に偏らせる(集中)。

1:14~

ここは前上を強めるか、後下に踏み込む。

1:30~

思い切りも思い込みも大切。

1:46~

良い感じです。
結構馴染んできてるかも。

GLAY/HOWEVER その3



0:39~

一息で歌えてるし、前下のアクセントもついてる。
たいしたもんです。

1:25~

前下が下にずれたっぽい。

1:34~

浅いけど前下が維持できています。

1:50~

高音で前下がすっ飛ぶ。

2:00~

声は良いけど音が足りない。

2:22~

自分で違和感に気づけるのはすごい。
レッスン中に起こったのはラッキーかもしれません。

前下が入らなくなったので、
正位置を確認して調整します。

2:36~

前下復活。

シスイさん「なるほど……微妙な感覚の違いなんですね」

はい。慣れるまでは「微妙な違い」です。

発声感覚が鋭くなり「大きな違い」に感じられるようになると、
感覚のズレに悩まされることは少なくなります。

チェスト・ミドル系の疲労具合を考えて、
ヘッド系の練習に移ります。

B'z/LOVE PHANTOM



0:06~

すてて【し】まおう

シだけどラ。
瞬音だけどhiA(A4)。

HOWEVERとは歌い方がガラリと変わるので、
音域的にもちょっと厳しいかと思いきや、

0:26~

良い感じ。

0:39~

フレーズが長くなると裏に負ける。
無駄な力を抜き、必要な力を入れる。

0:45~

なるべく前側で粘る。

1:23~

でき【なーい】

hiB(B4)。
ここはまだ無理でしょ。

1:26~

可愛い雰囲気だけど、予想より素性は良いです。

この状態から地声に寄せていくのですが……。
少し特殊な手法を試してみます。

1:33~

ここまで5分くらい。
効果は抜群だからこそ、指導内容は明かせません。

1:48~

上出来。


稲葉さん(中期~)と遠藤さんは前上(+前下)。
TERUさんは前下(+前上)。

歌う曲に合わせて、踏み込む方向を【しっかりと】意識しましょう。
小さく満遍なく歌ってきた経験が、安全網として働いてくれる……はずです。

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