レッスン記録019:シスイさん
- CATEGORYレッスン記録
レッスン受講者はシスイさん。身長は166cm。
読者歴は一カ月程度ですが、ヒトカラ歴は長いそうです。
好きな歌手
遠藤正明さん
稲葉浩志さん
TERUさん
レッスンの希望内容
方向性の確認
高音を出したい
B'z/恋心(シスイさん)
喉声……じゃないです。
真ん中(後下寄り)から多方向に少しずつ伸展しているタイプ。
発声筋群を満遍なく使っていることで音色が限定されているので、
好みの声質に寄せていくには、使い方を偏らせていく必要があるでしょう。
四方向の確認。
前下……良い。強い。
前上……良い。
後上……引っかかることがある。前上との混同。
後下……良い。
後上が少し苦手というのは基礎固めの段階だと若干有利。
ミドル系とヘッド系の拮抗チェックも良好。
好きな歌手だとTERUさんが一番近いので、
チェスト系の練習はHOWEVERが良さそうです。
シスイさん「HOWEVERは絶対無理です」
キーを下げるから大丈夫です。
GLAY/HOWEVER その1
※門外不出の部分は440Hzのトーンでマスクしています。
0:00~
前下強め。特に問題なし。
試しにキーを上げると?
0:19~
上⇔下へ満遍なく引き伸ばしている。
前下は一応残っているんだけど、前下要素が薄い。
0:29~
前下消滅。
レッスン中は指摘しませんでしたが、
この歌い方には喉声ミックス化の危険があります。
微調整しつつ、
1:04~
前下⇔後上がキープできています。
シスイさん「今まで出てない感じの声です」
その声をベースに、前上要素(ナルシス)を足していきます。
1:27~
いきなり良い感じ。
シスイさん「良い感じです!」
GLAY/HOWEVER その2
0:00~
mid2G(G4)を普通に連発してます。
シスイさん「え……すごい」
0:44~
もっと前下に偏らせる(集中)。
1:14~
ここは前上を強めるか、後下に踏み込む。
1:30~
思い切りも思い込みも大切。
1:46~
良い感じです。
結構馴染んできてるかも。
GLAY/HOWEVER その3
0:39~
一息で歌えてるし、前下のアクセントもついてる。
たいしたもんです。
1:25~
前下が下にずれたっぽい。
1:34~
浅いけど前下が維持できています。
1:50~
高音で前下がすっ飛ぶ。
2:00~
声は良いけど音が足りない。
2:22~
自分で違和感に気づけるのはすごい。
レッスン中に起こったのはラッキーかもしれません。
前下が入らなくなったので、
正位置を確認して調整します。
2:36~
前下復活。
シスイさん「なるほど……微妙な感覚の違いなんですね」
はい。慣れるまでは「微妙な違い」です。
発声感覚が鋭くなり「大きな違い」に感じられるようになると、
感覚のズレに悩まされることは少なくなります。
チェスト・ミドル系の疲労具合を考えて、
ヘッド系の練習に移ります。
B'z/LOVE PHANTOM
0:06~
すてて【し】まおう
シだけどラ。
瞬音だけどhiA(A4)。
HOWEVERとは歌い方がガラリと変わるので、
音域的にもちょっと厳しいかと思いきや、
0:26~
良い感じ。
0:39~
フレーズが長くなると裏に負ける。
無駄な力を抜き、必要な力を入れる。
0:45~
なるべく前側で粘る。
1:23~
でき【なーい】
hiB(B4)。
ここはまだ無理でしょ。
1:26~
可愛い雰囲気だけど、予想より素性は良いです。
この状態から地声に寄せていくのですが……。
少し特殊な手法を試してみます。
1:33~
ここまで5分くらい。
効果は抜群だからこそ、指導内容は明かせません。
1:48~
上出来。
稲葉さん(中期~)と遠藤さんは前上(+前下)。
TERUさんは前下(+前上)。
歌う曲に合わせて、踏み込む方向を【しっかりと】意識しましょう。
小さく満遍なく歌ってきた経験が、安全網として働いてくれる……はずです。
関連記事:「個人レッスン」
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読者歴は一カ月程度ですが、ヒトカラ歴は長いそうです。
好きな歌手
遠藤正明さん
稲葉浩志さん
TERUさん
レッスンの希望内容
方向性の確認
高音を出したい
喉声……じゃないです。
真ん中(後下寄り)から多方向に少しずつ伸展しているタイプ。
発声筋群を満遍なく使っていることで音色が限定されているので、
好みの声質に寄せていくには、使い方を偏らせていく必要があるでしょう。
四方向の確認。
前下……良い。強い。
前上……良い。
後上……引っかかることがある。前上との混同。
後下……良い。
後上が少し苦手というのは基礎固めの段階だと若干有利。
ミドル系とヘッド系の拮抗チェックも良好。
好きな歌手だとTERUさんが一番近いので、
チェスト系の練習はHOWEVERが良さそうです。
シスイさん「HOWEVERは絶対無理です」
キーを下げるから大丈夫です。
GLAY/HOWEVER その1
※門外不出の部分は440Hzのトーンでマスクしています。
0:00~
前下強め。特に問題なし。
試しにキーを上げると?
0:19~
上⇔下へ満遍なく引き伸ばしている。
前下は一応残っているんだけど、前下要素が薄い。
0:29~
前下消滅。
レッスン中は指摘しませんでしたが、
この歌い方には喉声ミックス化の危険があります。
微調整しつつ、
1:04~
前下⇔後上がキープできています。
シスイさん「今まで出てない感じの声です」
その声をベースに、前上要素(ナルシス)を足していきます。
1:27~
いきなり良い感じ。
シスイさん「良い感じです!」
GLAY/HOWEVER その2
0:00~
mid2G(G4)を普通に連発してます。
シスイさん「え……すごい」
0:44~
もっと前下に偏らせる(集中)。
1:14~
ここは前上を強めるか、後下に踏み込む。
1:30~
思い切りも思い込みも大切。
1:46~
良い感じです。
結構馴染んできてるかも。
GLAY/HOWEVER その3
0:39~
一息で歌えてるし、前下のアクセントもついてる。
たいしたもんです。
1:25~
前下が下にずれたっぽい。
1:34~
浅いけど前下が維持できています。
1:50~
高音で前下がすっ飛ぶ。
2:00~
声は良いけど音が足りない。
2:22~
自分で違和感に気づけるのはすごい。
レッスン中に起こったのはラッキーかもしれません。
前下が入らなくなったので、
正位置を確認して調整します。
2:36~
前下復活。
シスイさん「なるほど……微妙な感覚の違いなんですね」
はい。慣れるまでは「微妙な違い」です。
発声感覚が鋭くなり「大きな違い」に感じられるようになると、
感覚のズレに悩まされることは少なくなります。
チェスト・ミドル系の疲労具合を考えて、
ヘッド系の練習に移ります。
B'z/LOVE PHANTOM
0:06~
すてて【し】まおう
シだけどラ。
瞬音だけどhiA(A4)。
HOWEVERとは歌い方がガラリと変わるので、
音域的にもちょっと厳しいかと思いきや、
0:26~
良い感じ。
0:39~
フレーズが長くなると裏に負ける。
無駄な力を抜き、必要な力を入れる。
0:45~
なるべく前側で粘る。
1:23~
でき【なーい】
hiB(B4)。
ここはまだ無理でしょ。
1:26~
可愛い雰囲気だけど、予想より素性は良いです。
この状態から地声に寄せていくのですが……。
少し特殊な手法を試してみます。
1:33~
ここまで5分くらい。
効果は抜群だからこそ、指導内容は明かせません。
1:48~
上出来。
稲葉さん(中期~)と遠藤さんは前上(+前下)。
TERUさんは前下(+前上)。
歌う曲に合わせて、踏み込む方向を【しっかりと】意識しましょう。
小さく満遍なく歌ってきた経験が、安全網として働いてくれる……はずです。
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