発声法分析:相羽あいな(Roselia:湊友希那)

声優であり歌手でもある相羽あいなさん。
北海道生まれ、大阪育ち。身長は158cm。
2年間ほどプロレスラーとして活躍されていたそうです。



太くてパワフルな歌声。

強いのは前下と後上。
バランスは前下(+前上)⇔後上(+後下)。
補助筋群は控えめですが良い仕事をしています。

0:10~

歌は凛々し【くぅっ】

前下優位のバランスから急角度で後上へ抜けています。
この引き方はファルセットのみならず、ミドル系のハイトーンで頻出します。
相羽さんの特徴的な部分といえるでしょう。

0:33~

Never End ×3

hiA → hiC → hiD ×3

前下(+前上)⇔後上(+後下)。

We Are

hiE → hiF

前下⇔後上(+後下)。

最高音が太いまま伸びています。
前下はがっちりと入りっぱなしで、
補助の前上が前下に取り込まれている感じ(実際には後下へ移行)。

このハイトーンコンボを振り付け込みで歌い上げるのは、
並の歌手では不可能だと思います。

0:48~

中島由貴さん……前上(+下)⇔後下。
櫻川めぐさん……前上⇔後下(+後上)。
志崎樺音さん……前上⇔後下(超強)。
工藤晴香さん……前上(+前下)⇔後下。

2:25~

ありのままおどるわ

前下の働きが落ち着いているときは閉鼻に近い響き。
ターボがかかるとこの響きが消える(薄くなる)。

2:48~

離さないまま

前下を離さないのはこのフレーズ的に厳しい。
後上の特徴を知っている人には簡単な理由です。
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