発声法分析:張雨生(チャン・ユーシャン)

シンガーソングライターの張雨生さん。
台湾のご出身。身長は163cm。
地声でhihiD(D6)、裏声でhihiG#(G#6)を発声する驚異的高音の持ち主。



少年のようなクリアなハイトーンが特徴。

強いのは後上と前上。
バランスは前上(+前下)⇔後上(+後下)。

0:00~

根深い後上が常に入っているので、
発声筋群の拮抗を聴き取るのが少し難しいと思います。

前側の要素を上や真ん中付近に感じるかな?
後上⇔それ以外、みたいな認識でも問題ないっちゃ問題ないです。

0:40~

サ行が後上の高い位置に抜けている。

2:24~

比較的前上が頑張っている。

3:42~

ちょわぁああああん

下と後下を入れて後上に戻る。

5:00~

上⇔後上(+後下)。

前側の関与を抑えた女性的な表現(?)。

8:55~

hiD(D5)。
後下が強めに入って、バランス良く拮抗しています。

12:10~

ここもhiD。
前上に力を入れた連動として、後下が跳弾的に入っている感じです。
響きだけを単純解析すると「後上が下がっている」とも言えます。

12:25~

hiC(C5)のロングトーン。
前上(+前下)⇔後下(+後上)。

13:30~

喉声踏んでる。
真ん中が力みがちで、ハイトーンも平べったい響きになってます。

14:48~

hiB(B4)の連発。
調子が悪い日(?)でも、これくらいは余裕。
中音域のバランスから判断すると後上の不具合っぽいですね。
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