発声法分析:藤井フミヤ

シンガーソングライターの藤井フミヤさん。
福岡県久留米市のご出身。身長は164cm。
チェッカーズとしてデビューする前は国鉄の職員だったそうです。



鼻にかかった落ち着きのある歌声。
強いのは後下。バランスは前上⇔後下(+後上)。

0:16~

後下優位。薄さと深さの程よいバランス。
hydeさんも似たような感じですけど、小柄な歌手の低音部分って独特な響きがありますよね。

0:48~

なー【みぃー】だに

後上が強めに入って響きが変わっています。

1:00~

きぃーみぃーだ(ら)け

ここも後上が強め。
ヘッド系の拮抗は維持できていますが、イ音で食いしばる癖があるのかも。

1:15~

て(後上)へー(後下)。

ファルセットはこんな感じで、2段階に出してるっぽい。

1:22~

いい【つぅ】もー

ここも食いしばり癖がある人の特徴的な響き。
「いい」で後上に入ったまま、唇を少し前に出しつつ「ちゅー」みたいなニュアンス。

はぁ【るぅー】か はぁ【るぅー】か

ここは前上から前(付近の前下)へ。
微妙に「りゅぅ」っぽいニュアンスで。

2:12~

たちどまる(りゅう)と

おそらくは下由来の変化。

3:08~

mid2F(F4)。

前上⇔後下⇔後上。
バランス良く拮抗して、力強く響いています。
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