発声法分析:小山田壮平(andymori、AL)

ALのボーカル・ギター担当、小山田壮平さん。
福岡県飯塚市のご出身。身長は165cm(?)。
釣りがご趣味だそうです。



コミカルな哀愁とシニカルな諦念が溶けあった味のある歌声。

強いのは前下と後上。
バランスは前下(+前上)⇔後上(+後下)。

0:12~

【なぁー】にも【かぁー】もが

ここの前上は「ほぼ前」くらいの位置。
前下の一部を前方向に引っ張る意識が良いかも。

ねぇーむぅーれぇーなぁーくなるぅぅ

鼻は鳴っているんだけどずっと前下が優位。
草野マサムネさんのバランスをもっと地声(≠喉声)に寄せた感じ。

0:23~

おもいぃーわ

後下 → 後上

ここで後下の響き(段差)を感じ取れない人は仮性ミックスの檻に囚われている恐れがあります。
以降は基本バランスで安定。歌詞がとても聴き取りやすいです。

0:50~

mid2E(E4)。

なんでこんなに苦しそうなのか。
地声を力強く引っ張っているからです。

0:58~

mid1F#(F#3)。

崖を覗くように前下に集中。

1:40~

mid2F#(F#4)。

前後の強すぎる拮抗。
言葉が崩れかけていますが、感情表現としてはアリだと思います。

4:55~

このへんのシャウトは前下⇔後上(+後下)。
ほんのりですが月亭方正さんっぽい雰囲気を感じます。
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