発声法分析:子門真人
- CATEGORY歌唱法解説(発声法分析)
アニメソング御三家のお一人、子門真人さん。
東京都目黒区のご出身。ご趣味はアマチュア無線。
幼少期に児童劇団に所属しており、高校生の頃はクラシックの声楽を学んでいたそうです。
鼻にかかった個性的な歌声。
コミカルな軽快さを感じさせる深い響き。
強いのは後下。
バランスは前上(+前下)⇔後下。
前下は目立たずに補助に徹しているイメージです。
0:18~
むわぁ~ぃにちぃ むわぁ~ぃにちぃ
重めの後下を鼻先で“くゆらせる”感じ。
前上と後下をしっかりと拮抗させて、響きを鼻に集める(鼻を鳴らす)。
子門さんの個性がよく出ている部分なので、寄せてみたい人はここを練習すると良いと思います。
てっ【ぷわぁん】のぉぅ
ここは視覚的にもわかりやすいかも。
鼻の下から首の後ろあたりにかけて「張力」や「反発力」のようなものを感じ取れませんかね。
0:25~
【うえ】でぇやぁかれてぇ 【いやになっちゃうよぉう】
後下が特に強めに入っている部分。
深めの後下をキープしたまま、煽るように前上へ……といっても、後下で踏ん張っているだけでは成立しないので、
結局は前下の使い方がカギになってくるケースが多いです。
うーん……。実際に体感してもらわないと、この感覚は意味不明だと思います。
レッスン受講者さんには「裏チェスト」などと紹介している発声方法です。
0:33~
もったりしたフレージングなんだけど、重くはなりすぎない絶妙なバランス。
やはり鼻の鳴らし方が強烈かつ効果的。
けんかして
ここも地味に特徴を掴むチャンス。
Kをはっきり発音せずに「えんかして」みたいなニュアンスで歌ってみてください。
Kを後下に飲み込む感じ、の方がしっくりくるかな?
0:44~
前上が相応に頑張り、力強くバランスの良い拮抗が生まれています。
後下の深いところから前上の高いところまで、聴き手を包む込むような大きな歌い方です。
子門真人さんは個性が豊かでモノマネしたくなるタイプの歌手ですが、
このスケール感を再現するのは並大抵の発声力では難しいと思います。
1:05~
うみはひろい【ぜ】 こころがはず【むぅ(みゅう)】
どちらもほんのり前下を意識。
ここも視覚的にわかりやすいですね。
東京都目黒区のご出身。ご趣味はアマチュア無線。
幼少期に児童劇団に所属しており、高校生の頃はクラシックの声楽を学んでいたそうです。
鼻にかかった個性的な歌声。
コミカルな軽快さを感じさせる深い響き。
強いのは後下。
バランスは前上(+前下)⇔後下。
前下は目立たずに補助に徹しているイメージです。
0:18~
むわぁ~ぃにちぃ むわぁ~ぃにちぃ
重めの後下を鼻先で“くゆらせる”感じ。
前上と後下をしっかりと拮抗させて、響きを鼻に集める(鼻を鳴らす)。
子門さんの個性がよく出ている部分なので、寄せてみたい人はここを練習すると良いと思います。
てっ【ぷわぁん】のぉぅ
ここは視覚的にもわかりやすいかも。
鼻の下から首の後ろあたりにかけて「張力」や「反発力」のようなものを感じ取れませんかね。
0:25~
【うえ】でぇやぁかれてぇ 【いやになっちゃうよぉう】
後下が特に強めに入っている部分。
深めの後下をキープしたまま、煽るように前上へ……といっても、後下で踏ん張っているだけでは成立しないので、
結局は前下の使い方がカギになってくるケースが多いです。
うーん……。実際に体感してもらわないと、この感覚は意味不明だと思います。
レッスン受講者さんには「裏チェスト」などと紹介している発声方法です。
0:33~
もったりしたフレージングなんだけど、重くはなりすぎない絶妙なバランス。
やはり鼻の鳴らし方が強烈かつ効果的。
けんかして
ここも地味に特徴を掴むチャンス。
Kをはっきり発音せずに「えんかして」みたいなニュアンスで歌ってみてください。
Kを後下に飲み込む感じ、の方がしっくりくるかな?
0:44~
前上が相応に頑張り、力強くバランスの良い拮抗が生まれています。
後下の深いところから前上の高いところまで、聴き手を包む込むような大きな歌い方です。
子門真人さんは個性が豊かでモノマネしたくなるタイプの歌手ですが、
このスケール感を再現するのは並大抵の発声力では難しいと思います。
1:05~
うみはひろい【ぜ】 こころがはず【むぅ(みゅう)】
どちらもほんのり前下を意識。
ここも視覚的にわかりやすいですね。