発声法分析:トニー・ハーネル(TNT)

TNTのボーカル、トニー・ハーネル。
カリフォルニア州の出身。身長は178cm。
母親がオペラ歌手だったそうです。



ファニー系の突き抜けたハイトーンが特徴。
強いのは前上と後下。
バランスは前上(+上)⇔後下(+後上)。

0:19~

やや後下優位。
中低音が前上から上方向に詰まり、微妙に鼻風邪っぽい歌声。

0:45~

サビを歌わない。

0:52~

下パート(?)でお茶を濁す。

0:58~

上と真ん中を締めて強引に出している。
どうやら「日本人をなめている」のではなく調子が悪いみたいです。

他の動画も概ねこんな感じだったので、ライブでの再現性が低いタイプだと思います。
スタジオ版との落差が大きいタイプとも言えます。

2:00~

んちゃー
んじゃー

みたいなニュアンスで起声しているようですが、これは原曲とは違います。

hiG(G5)→hiG#(G#5)

二段シャウトというか、ダメ押しシャウトというか、
最後に半音上げないといけないんで、後下の深い部分に「半音分」引き代を残しておく必要があります。

うーん……。
調子が悪いなりに形になっているとは思いますが……。



やはり“神々しさ”が足りませんね。
砂利とクリスタルくらい違います。
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