発声法分析:三原健司(フレデリック)

フレデリックのボーカル・ギター担当、三原健司さん。
兵庫県宝塚市のご出身。身長は170cm前後(?)。
中学は陸上部、高校は軽音楽部に所属されていたそうです。



強いのは前上と後下。
バランスは前上(+前)⇔後下(+後上)。

0:24~

やや前上優位で鼻の下付近がよく鳴っている。
声色は道化的だけど拮抗は強いです。

(ば)きゃにしてんな

後下(起声)由来の変化。

0:33~

このへんから前上優位。
響きがわかりやすく鼻に集中しています。

0:42~

どぉーなったってさぁっ

語尾に向かって後上が強くなる(後上に抜けていく)。
さわやかな声質に変化しています。

0:46~

きぃ(前寄りの前上)

みぃのぉ(後下に引きつつ後上にちょい上げ)

もぉのぉおおおーっぅ(後下に集中)

後下に引き込んで一気に声が太くなる。
ここは音色の変化がわかりやすいですね。

0:50~

hiB連発。
やや前上優位くらいのバランスで力強く拮抗しています。
叫んでいるようでも型が崩れない。安定感〇。

0:56~

ほっとけ×3

後下を弱めて、

ないほど

ここから後上を強める。
ここも音色の変化が大きいです。

1:00~

元のバランスへ戻る。安定感◎。

1:11~

ひとりと【さぁ】

後下をずりあげるように後上を強める。
続くファルセットはそのまま後上へ集中。

1:18~

ひらくのは 

このフレーズを3つにブツ切り。
かなり個性的な化け方をしています。

ひぇっ(前上→後下→後上)
らぁく(前上→後下)
なぁうぅぅわっ(後下→前上)

起声の位置が違うので注意。

わんだあ
てんだぁ

どちらも後上方向へ抜く。
直後に元のバランス(前上と後下の強拮抗)へ戻る。
形状記憶合金みたいに、自分の型がしっかりしている印象です。
関連記事