発声法分析:川谷絵音(ゲスの極み乙女)

ミュージシャンの川谷絵音さん。
長崎県松浦市のご出身。身長は177cm(?)。
大学入学後に軽音楽部に入り、ギターと曲作りを始めたそうです。



強いのは後下と後上。
バランスは前上⇔後下(+後上)。

0:17~

多めの歌詞を口先で発声する。
全体的に後上優位で、後上が強い人の「話し声」に近いバランス。

0:48~

わぁらった

比較的前上が強く入り、拮抗方向たる後下も活性化。
子音と母音がようやく離れた、って感じです。

ぼぉん【やり】

ファルセット気味だけど前上で少し閉じてます。
寄せたい人は「にゃり」っぽく発声してみてください。

わぁらった と ぼぉんやり

の間に階段ができるというか、上手く繋がらない人は、

わぁらった(ぅ)ぼぉんやり

こんな感じで、無音の「ぅ」を挟んでみてください。
語尾につける(たぅ)か語頭につける(ぅぼ)かは歌いやすい方でオッケーです。

0:51~

かぁな【しぃ】

ここは浅めの前上からダイレクトに後上。
そのくらいの意識の方が軽さが出しやすい。

0:53~

またぁ 後上

ふとながれるうつく 後下

しぃめろでぃ 後上

またぁ と ふと 

が上手く繋がらない人は「またぁ」の時点で前上が強めに入ってるかも。
もっと優しく、ソフトに、

【ん】またぁ

みたいな感じで発声してみてください。

0:58~

どぉれ【もぉっ】
こぉれ【もぉっ】

後下(+後上)に引いた状態から、前上方向へ踏み込むんだけど、
後側に負けて真ん中手前で伸展が止まる(解ける)イメージ。

1:00~

ここは思いっきり後上に任せていいはずだけど、
下に引っかかってるみたいで少し野暮ったい響き。

1:04~

おもいだすんだぁっ

ここも比較的前上が強めに入っています。
あわいなすんだ、に近いニュアンスです。
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