発声法分析:グレース・ヴァンダーウォール(Grace VanderWaal)

シンガーソングライターのグレース・ヴァンダーウォール。
ニューヨークの出身。身長は153センチ(現在165センチ)。
幼少期から歌に親しみ、ウクレレを演奏していたそうです。



強いのは後下。
バランスは前上⇔後下(+後上)。

0:10~

しおぅうぃ

Lが弱くて舌足らずな印象。
後下由来。

【はぁっず】すまぃぅ

後下から下(ごく浅い前下)経由で前上へ。
外見上にもわかりやすく裏チェスト系の特徴が出ています。

バランスの強弱はあれど、音高が跳ね上がるところはこの発声法で処理しているようです。

0:27~

前上⇔後下⇔後上。

泣き出しそうな感じ。
後上が強く入っています。

0:33~

前上⇔後下(+後上)。

前上と後下が力強く拮抗した快活な歌声。

0:41~

うぃい【いい゛】

ここは後上に吊り上げる過程で第五筋群が少し反応している。

0:46~

ざじず【びぃら゛い】

ここも一緒。第五筋群が強めに反応している。
ちょっと締まってる、と言えなくもないですが、
真ん中を締めるのとは似ているようで大違いです。

0:55~

ゆうううぅ

下。

えなあああ゛

後上。

2:28~

前上⇔後下⇔後上。

hiC(後上)→hiB(後下)

後上が利いた泣き笑いのようなハイトーン。

下あごの緊張が発声に作用しているようなので、
あご先がどう動いたかに注目するとバランスの変化がわかりやすいと思います。
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